大阪府・吉村知事が定例会見6月30日(全文5完)施設を安全に運営する責任もある
大阪府の吉村洋文知事は30日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が定例会見(2021年6月30日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見(2021年6月30日) ◇ ◇
将来的な見通しを示せば解消されるのでは
朝日新聞:朝日新聞、久保田です。ゴールドステッカーについてお伺いしたいんですけども、この現状を見ると、書類審査を経て、本来現地確認の予約を入れてほしいところがなかなか入らないということだと思うんですけれども、現状のこの要請内容だと申請さえすれば酒類が出せるということで、そうなるのも致し方ない部分もあるかなと思うんですが、知事として今後、今は暫定的な期間だから申請中も酒類提供可にしているけれども、将来を見越せばインセンティブだったり時短要請の際には申請中じゃなくてきちんと許可、現地確認を終えたものでしかインセンティブ与えないとか、その辺の将来的な見通しを示すことでそこを解消されるのかなと思うんですけども、その辺お考え、どうでしょう。 吉村:それは確かにご指摘のとおりで、今、現状は申請済みかどうかっていうことが1つの判断基準になっていますから、お店のほうからしたら大変な申請をして申請済みになったら、もうそれでお酒を提供すると。そしたらもうあとはええやんかということにやっぱりなりがちです。それは実態としてはあると思いますし、担当部からもそういう傾向にありますというのは聞いています。 ですので、われわれとしても、やはり署名審査が終了したところは、今はメールのやりとりしていますけど、ちょっと電話をかけさせてもらって、個別のアプローチをしながら、そういった現地確認ができるように、これからしていきたいと思っています。 ですので、積極的にわれわれからのアプローチも、メールでお願いしますっていうだけじゃなくて、個別に電話したりすることでアプローチをしていって増やしていこうと思っています。今は書類審査、これをできるだけ早く終わらせるということを考えていますけども、アプローチも積極的にやっていきたいと思っています。 本来であれば、やはりゴールドステッカーを取得した店舗がお酒を出せるということにすべき、べき論で言うとそうだと思います。でも、先ほど申し上げたとおり、これは制度開始のときに申し上げたとおり、そうするとここのタイムラグが非常に不平等が生じてしまうので、今回はもう走りながらやるという意味で申請済みというのを要件にしました。ですので、あくまでもこれは現在進行形だと思っています。