大阪府・吉村知事が定例会見6月30日(全文3)7月11日の前に本部会議で判断したい
大阪府の吉村洋文知事は30日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が定例会見(2021年6月30日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見(2021年6月30日) ◇ ◇
国に先駆けて大阪が作ることの意義は
朝日放送テレビ:ABCテレビの木原です。引き続きロードマップの件ですけれども、本来これは国が作るべきものではないかと思うんですが、国に先駆けて大阪が作ることの意義を伺いたいのと、先ほど国に提言したいとおっしゃったんですが、それは大阪が作った上で国でもきちんと作るべきだということをおっしゃりたいのかどうか。それと、一方で大阪が独自に作ろうとするとなかなかデータの入手とか難しいと思うんですが、限界もあると思うんですが、その辺りはどうお考えでしょうか。 吉村:まずやはりこれは、最終的にはぜひ国に作ってもらいたいと思います。国家的な目指すべき僕は方向性じゃないかと思っているので、本来これは国で作るべきものだと思っています。ただ、現在その動きというのはまったく見られないという状況でもあります。じゃあどっかがやらないと、なかなかこれは前へ進まないと思っているので大阪がやろうということです。
言って終わりというわけにはいかないから
あれ、経済同友会でしたっけ。経団連か。経団連はそういったロードマップを作るべきだというのを政府に提言したと。これは報道で知りましたけれども。そういう資料も、限局としては、こういった。経団連の場合はさらにワクチンパスポートの活用もしながら出口を目指していくべきだという考え方ですけれども。そういったロードマップというのを作るべきだというのが、経団連がなされていますが、経団連は別に最終責任を負う立場じゃないので、国家に対して。提言止まりということになると思います。これを受けて国がやるかどうかというところだと思いますが。 やはりこれを本格的にやろうと思ったら、さっき申し上げたとおりかなり難題があるものを作っていくわけなので、われわれは大阪に対して責任を持って、最終責任をわれわれは負う立場ですから、そういった意味では言って終わりというわけにはやっぱりいかないから、やっぱりプロセスというのを重視した上で大阪府の案、それを作りたいと思います。これを作った上で国にも提言をしたいと思います。最後、これを国が活用されるか、採用されるかは分かりませんけど、国にもやっぱり、僕は国に作ってもらいたいと思っています。国が作るのであれば別に大阪が作る必要はないので、それは途中で切り替わることもあり得るかもしれません。これはいろんな専門家からの意見も聞いて、いろんな専門家の意見もこれから出てくるかも分かりません。これからプロセスを踏んでいきますので、そのプロセスを非常に僕は重視したいと思っています。 ただ、やはり話し合って答え出せませんでした、終わりという、われわれはそういう機関ではないですから、実行していくのがわれわれ行政組織ですので、現状としては7月中に、7月末までに大阪府の案を確定させたいと。そしてそれができれば国にも提言したいし、途中で国に提言する機会があれば国にもそういう意見をしていって、本来、国がするということであれば別に7月中に、大阪に限らず、大阪がやらずとも、国が作ればそれに乗っかっていきますので。そういう考え方です。