大阪府・吉村知事が定例会見7月29日(全文2)90万件といえどまだ足りない
大阪マイルはどうすれば使えるのか
日刊工業新聞:日刊工業新聞の大川です。大阪マイルの詳細はまた後日というお話だったんですけれども、それがどんなふうに使えるのかの概要をもうちょっと詳しく教えていただきたいのと、あとアスマイルというのがすでに大阪にはあると思うんですけれども、これと混同しそうな気もするんですが、どうすみ分けるのか、一緒に運用していくのかなどについても教えてください。 吉村:まず中身、協力してもらう企業の中身はこれからですけれども、観光名所の入場券とか、入場割引券とか、クーポン券とか、割引券とか、そういったものを基本的には想定をしています。これは民間企業の協力あって成り立つものなので、民間企業の皆さんもコロナを抑えていこうという意味では本当に同じ方向を向いてくださっていますから、積極的に役所として、公共として働き掛けをして、公共にちょっと協力をお願いしますということであれば、民間企業の皆さんもかなり協力はしていただける企業もあると思いますから、そういうお得な入場券、割引券、そういった、クーポン券、そういうものを想定しています。具体的な企業名等については今、詳細を詰めている段階なので、固まり次第早々に発表したいと思います。現時点ではちょっと発表はできないですけども、8月の上旬には発表できるようにはしたいというふうには思っています。今、鋭意集めている、いろいろ働き掛けをしている最中です。 それからアスマイルについては、これはもともと健康アプリというので、僕も登録していますけど、その日何歩歩いたかとか自動に測ってくれたりする、非常に有効な手段で、アスマイルと確かに似てるとは思います。アスマイルも一定ポイントが集まったら抽選でなんか出たりもするので。ですので、似ていますが、アスマイルは健康全般に関してのアプリなので、コロナがあろうがなかろうがやるものですけど、今回はあくまでもコロナ対策に絞ったポイント制度にしていますので、ポイントの中身も期間限定ですから面白いものにもしていきたいと思いますし、コロナがなくなれば基本的には終了する。ただ、そこのいろんなビッグデータが大阪に集まっていますから、それを使って別の展開はあり得るかも分かりませんが、まずはコロナ対策としての臨時的なものとしての位置付けとして、機動性を持てる制度設計にするためにも、アスマイル、人生全般の健康を維持していこうと、これからもずっと末永くやっていくアスマイルとは少し違った方向で進めていきたいとは思います。 司会:次のご質問。