三菱重工のジェット開発中止「事実なら大変遺憾」愛知・大村知事会見2月7日(全文2)
いろんなシミュレーションを行っている
ですから5類にするということは季節型インフルエンザと同等ということなので、それでは基本全ての医療機関で診ていただくということになるんだろうと思いますが、ただ、やはり一般のそうしたクリニックさんで、スペース的にも、そうした発熱をされた方、コロナ疑いのある方と一般の患者さんとを同じ場所、同じスペースで、いて、診ることがいいのかどうか。明らかにやはりこのコロナウイルス、変異を繰り返し、弱毒化はしてきたということではあっても、現段階ではやはり明らかに感染力はインフルエンザより強いわけでありますし、いわゆる重篤化しやすい率も、データによりますけれども、インフルエンザよりはやはり、これは恐れたほうがいいというのが医療の専門家の皆さんの見立てでありますから、そこはやっぱりあると思うんです。 ですから、どういったところで発熱された患者さんを診て、実際、入院患者さんを受け入れるのはどういったところにするかということについて、そのときに、2類から5類になったときに、今のような空床補償とか、そういった財政支援が本当あるかってなかなか、原則はないですよ、そういうのは。にもかかわらず、そうしたことでお願いできるのかということも含めて、そこは国の財源のセットになりますが、いろんなシミュレーションを、私ども、もうやっております。やっておりますし、もうすでに、先週の日曜日かな、休みのとき、要は医療関係者、やっぱり土曜日も、土曜日の午前中も診察やっておられる方多いので、その土曜日の午後とか日曜日とかにも皆さん集まってもらって、いろいろ話し合いっていうか、協議やっていただいてます。やっていただいてます。どうしていくっていうような話も含めてですね。
医療提供体制をしっかり確保していく
なので、もうすでに私ども、県のほうからもそうした協議なりご相談、ご意見伺いってやってますので、3月上旬っていうのを待つことなく、どういう形にするかは、もう課題は分かってますから、しっかり組み立てて、まずはやっぱり医療提供体制をしっかり確保していくと、医療提供体制をしっかり確保していくということでやっていきたいと思います。 なお、その前段として、愛知県内に感染症指定病院が11ありましてね。これ、3年前のコロナが始まる前から、ずっと延々と私ども、感染症指定病院を指定して、財政支援もしながら陰圧の入院室も用意し、医師、看護師も確保して、そしてまたベッドも空けて、いざというときには感染症対応しますよと。それは昔の新型インフルエンザとかSARSとかMERSとかエボラ出血熱、いろんな感染症ありますから、そうした患者さん来たときに対応するということで、まさかこんなコロナの世界的なパンデミックが起きるなんて誰も想定してなかったんですが、一応、感染症っていうのはいつでもありうるということで準備してきましたんで、そうした感染症指定病院を中心としながら、また、もう今94医療機関でやってもらってますし、4大学病院も、県内二十幾つの拠点病院もありますから、それで2200の診療・検査機関、医療機関ありますから、そうしたことを中心に、愛知県内、地域ごとに偏ることなく、満遍なくしっかりと対応できるような医療提供体制を、これを最優先で組んでいきたい、そのように思っております。 記者:拠点の病院とか医療機関っていうのは、検査とか入院とか、そういうのを全部そこで? 大村:うん? どういう意味ですか。 記者:検査が、拠点っていうのはなんの拠点になるのかっていう意味で。検査なのか入院なのか、それとも全部含めなのか。 大村:やっぱり全部じゃないでしょうか。 記者:【******00:45:33】。 大村:うん。だから段階がありますよね。だから入院患者さんを受け入れるのが、今、94医療機関ですから、そこを中心とせざるを得ないですよね。そこは設備的な能力もあり、スタッフもおりますし、これまで3年やってきましたんで、ある程度慣れてきてるというのはありますからね。熟練というのが必要ですので。 【書き起こし】愛知・大村知事会見2月7日 全文3に続く