三菱重工のジェット開発中止「事実なら大変遺憾」愛知・大村知事会見2月7日(全文2)
跡地利用についてどう考えているのか
記者:すみません、今お話が出た、空港ビル貸していたというお話あったかと思うんですが、今、その跡地、ワクチンの会場として暫定的に使っているかと思うんですが、そのあとの跡地の利用についてどのように考えているか、お聞かせいただけますか。 大村:空港ビルはわれわれのビルなので、それはどういうふうにしていくかというのはありますが、実際、私どもが提供させていただいたこちらの、いわゆる完成機の、つくる巨大なあの建屋と、道路を挟んだこちらの塗装工場ですね、あの2つについて、2つの土地は、こちらは5万1000平米、こっちは2万平米だったかな、ということであります。そこにはもう工場が立っておりますけども、しかしこの三菱スペースジェットのこの事業を仮に中断するということになりますと、そこをどうするかというのは今後の課題だと思いますが、それはまず三菱さんがどうされるかということを考えられて、当然、私ども行政のほうから提供させていただいたものということについては、いろんな条件が付いておりますのでね、条件が付いておりますので、そこはどういうふうに使っていくか。これはあくまで完成航空機をつくるということを前提に提供をさせていただいておりますので、そこをどういう、そうしますと前提条件が変わってきますので、そこをどうするかはまた、よく三菱さん側からお話があるかと思いますので、そこは協議をしていくということだと思ってます。 うん、そうだね。こちらのあれですね、完成航空機の組み立て工場用地ということで、5万1600平米の土地がこっち側に、道路挟んで塗装工場が2万600平米ということなんで、そこそこ大きな土地で。空港の真ん前の、基本、1等地と言ってもいいと思いますけどね、ということでございます。よく今後どうするかはご相談をしていくということになるんだろうと思ってます。
新型コロナ5類移行後の対応は
記者:すみません、名古屋テレビの【フクダ 00:38:59】と申します。話は変わるんですけれども、コロナについてお伺いしたくて。新型コロナの5類への移行後、どういった対応をしていくのかっていうことをあらためて伺いたいです。 大村:5類への移行ですか。これは1月末に、1月末というか、あれか。5類への、あ、これ、1月27日の政府の分科会なり会合で、2類相当から5類に見直すということで、5月8日、連休明けを期して変更するということと、公費支援、医療体制などについて段階的な移行を検討するということにして、3月上旬をめどに具体的な方針が示されるというふうに発表されております。これが1月27日の金曜日ですね、10日ぐらい前ということですが。私どもも当然、そういったスケジュールが示されておりますので、その国からの方針、方向というのを、もちろんそれを受けなければいけませんが、それを待つことなく、具体的にどういうふうにしていくかということについては、私ども部局のほうで、もうすでに検討をさせていただいております。 この公費支援については、もうこれは国のほうが財源も含めてきちっとやってもらうということになりますが、私がかねてから申し上げておりますように、医療提供体制についてですね。医療提供体制をどうしていくかっていうのが一番ポイント、肝になると思いますので、そこのところは、どういう形で体制を組んでいくかは、私ども部局でしっかり検討し、県医師会、それから県病院協会、そしてまた感染症対応の拠点病院、感染症指定医療機関、それから県内の二十幾つある拠点病院、それから4大学病院と医局、そうしたところとよくよく相談をして組み立てていきたいというふうに思っております。 具体的には、今、コロナ患者さんを、入院を受け入れてるのは94医療機関がございまして、あと診療・検査医療機関、コロナの陽性疑いも発熱のパターンを受けて診てもらえる医療機関、2200ございますので、ですが、医療機関はもっと多いんでですね。