【鹿児島県・2024年版】秋の絶景・風物詩10選。「東洋のナイアガラ」とも称される瀑布と紅葉の共演
◆紫尾温泉
紫尾神社の社殿の下から、自然に湧き出る温泉を源泉とする紫尾温泉。「神の湯」とも呼ばれるこの温泉を囲むように旅館が立ち並ぶ紫尾温泉郷では、渋柿を温泉に一晩つけて柿の渋を抜く「あおし柿」という古くからの風習が残っており、秋の風物詩として知られている。 あおし柿をした柿は、ほんのり硫黄の香りがしてとても甘くて美味。泉質は単純硫黄泉で、シャワーのお湯まで温泉の宿も。飲泉もできる。秋の味覚を楽しみに、出かけてみては? 紫尾温泉(しびおんせん) 所在地 鹿児島県薩摩郡さつま町紫尾
◆吾平山上陵
鹿児島県の神代三山陵のひとつである吾平山上陵は、全国でも珍しい岩屋の陵(塚墓)で、神武天皇の父君と母君のもの。秋になると、500メートルほど続く参道の木々の葉が色づき、川のせせらぎとあわせて神々しい雰囲気を醸し出す。 伊勢神宮に似ていることから「小伊勢」とも呼ばれており、パワースポットとしても人気。紅葉の時期に、心清らかになるような景観を眺めに訪れたい。 吾平山上陵(あいらさんりょう) 所在地 鹿児島県鹿屋市吾平町上名
◆上場高原コスモス園
「上場高原コスモス園」は、熊本県との県境の標高500メートルにある公園。約3ヘクタールの敷地に約25万本のコスモスが植えられており、園内のガーデンチェアや展望台から一面のコスモス畑を眺められる。 コスモスの見ごろの時期には、園内で「古代マーケット」という蚤の市が開かれる。このマーケットは園内で旧石器時代の遺跡が発見されことから始まったもので、竪穴式の販売店で地産の高原野菜が販売されるところがユニークだ。 また晩秋には、出水産の牛乳を使ったアイスクリーム作りや石窯で焼くピザ作り体験などのイベントも開催。出水駅から期間限定の上場高原行きシャトルバルも運行されるので、ぜひ遊びに行ってみて。 見ごろの時期:10月上旬~中旬 上場高原コスモス園(うわばこうげんコスモスえん) 所在地 鹿児島県出水市上大川内2648-4