「シャンシャン返還日が2月21日に決定」小池都知事会見12月23日(全文1)
来年5月にグルメフェスティバル開催を予定
もちろん、ご存じのようにワールド・ベースボール・クラシックは野球の世界一を決める大会でございます。日本で行われるこの機会に、臨場感あふれるといいましょうか、まさに現場、球場という現場で生観戦を通じて、子供たちに一流のプレーの素晴らしさ、スポーツの楽しさを感じてもらいたいと思います。教育庁が担当しております。 次は、おいしいお知らせです。グルメフェスティバル。Tokyo Tokyo Delicious Museum 2023についてのお知らせです。このイベントですけれども、東京のさまざまな、多彩な食を楽しむ祭典として、今年の5月にも開催したんですね。「ミシュランガイド」の掲載店をはじめとして、もう本当にレベルの高い東京のお店、飲食店が一堂に会しまして、さまざまなジャンルの料理を提供して、多くの方に訪れていただきました。 来年の日程ですけれども、5月の19日から21日まで江東区の有明で開催いたします。近隣の地域にデリバリーで料理を届けるというような新しい取り組みも企画をいたしております。このイベントの出店者の募集を今日から開始するというお知らせです。日々、磨いている技、味わいを披露していただく。そして食に関するワークショップを行う団体なども受け付けております。われこそはというシェフの皆さんをはじめとするさまざまな料理人の皆さん、1月26日までの期限で申し込みいただけますので、ぜひぜひご参加いただいて、都民の舌を満足させていただきたいと思います。
五輪の経費が大きく上振れ。どう思うか
最後、シャンシャン。上野動物園のジャイアントパンダ、シャンシャンについてのお知らせであります。中国側と協議を重ねて、そしてシャンシャンの返還日が2月21日の火曜日に決定しました。シャンシャンの里帰り前、たぶん多くの方がシャンシャンさようならと、ありがとうねと、いろいろ、子供さんとメッセージを届けたい思いになられるかと思います。そこで、1月の21日の土曜日から、これはシャンシャンに関してですが、抽選制による観覧といたしまして、その申し込みは1月の6日、金曜日からになります。 シャンシャンへのお別れと感謝の気持ちを込めたイベントも行います。「ありがとうシャンシャン」ですね。1月11日水曜日からの実施になります。園内でパネル展を行いますほか、園内、そしてオンラインでシャンシャンへのメッセージも募集をいたします。観覧方法とイベントの詳細につきましては、上野動物園の公式サイトがありますので、そちらのほうでご確認ください。 上野で生まれまして5年半の間、皆さんに愛されたシャンシャンが中国へ里帰りする、そのことにさみしい気持ちを抱かれる方も多いかと思いますけれども、これはパンダの保全と繁殖の推進という大きな役割をシャンシャンが担っているということでの里帰りになります。この点はご理解いただきたいと思います。 ということで、今日は8点についてお伝えをいたしました。それでは、どうぞ。 記者:ありがとうございました。それでは冒頭、幹事社の朝日新聞から質問させていただきます。まず1点目は、先日、国の会計検査院が新たに五輪経費について2800億円を認定したことについてお伺いします。都の負担分への指摘ではありませんが、大会経費が招致のときの約7300億円という試算から1.7兆円になって、さらに関連経費を含めると3兆円を超えました。知事はかつて支出の多さを指摘される立場だったかと思いますが、結果的に経費が大きく上振れしたことについて、どうお考えになるかをお聞かせください。 あと、国は会計検査院のような当事者でない立場の機関がチェックされましたが、都としてはどういった機関に都負担分についてチェックしてもらう必要があるかなど、そういったお考えもお聞かせください。 【書き起こし】小池都知事会見12月23日 全文2に続く