「シャンシャン返還日が2月21日に決定」小池都知事会見12月23日(全文1)
都営住宅に196組、329名のウクライナ避難民が入居
それから、クリスマスなのになかなかもう電気もないというのが今のウクライナ情勢。ウクライナからの避難民への支援について最新の状況をお伝えしておきます。都におきましては今年の3月から相談窓口を設置いたしました。そしてこれまで都営住宅に196組、329名の避難民が入居されておられます。避難生活が長期化する中で、避難民の方が地域で自立して安定した生活が送れるように就労、就学、その支援、メンタル面でのサポート、各種支援団体とのマッチング、都営住宅における交流機会の提供など、幅広い支援を行ってまいりました。この週末はクリスマスですね。今回、都営住宅にお住まいの避難民の方へ、このグリーティングカードをお届けいたします。一日も早くウクライナに平和が訪れること、願っているということで、このカードを贈らせていただきました。引き続き国や区市町村とも連携して、避難民の方に寄り添った支援を行ってまいります。 次は、がらっと変わりまして、島の魅力についてであります。東京の島の魅力発信イベント、「TOKYO ISLANDS BOX」という器があります。こちらは東京に、人々が暮らす11の島が東京にはあるわけでございますけれども、豊かな自然に加えまして個性ある特産品や独自の文化など、宝物、たくさんあるんですよね。こうした島の魅力を丸ごと味わえるイベントを来年の1月28日の土曜日、そして29日の日曜日と2日間、表参道ヒルズで開催をいたします。
東京の島の魅力発信イベントを来年1月に開催
一番の見どころですけれども、大都会にいながら島を空中散歩できるVRシアターで、そのほか、食・旅をテーマとしたステージイベントや、島の焼酎、青酎なども有名ですよね。それから椿油の特産品の販売など、ぜひ見て、聞いて、食べてと、五感を刺激するプログラム、盛りだくさんにしておりますのでお越しいただきたい。併せまして、表参道ヒルズ内の飲食店で伊勢エビなどの島の食材を使ったメニューも提供いたします。 オープニングセレモニーを開きます。そちらではハリー杉山さん、トラウデン直美さんらのゲストをお呼びしまして、それぞれのお気に入りの島の宝物をご紹介いただきます。で、今日15時に特設ウェブサイトを早速オープンいたします。イベントの詳細のほか、島を体感できる360度動画など、ウェブ限定の心が弾むようなコンテンツも今後、提供してまいりますので、ぜひチェックをして旅、島を巡っていただきたいと思います。 さらに、このイベントに連動しまして、1月4日、年が明けて1月4日から新宿のるるぶキッチンで、島のお酒と工芸品を期間限定で販売するフェアを開催いたします。こういった機会を東京の個性あふれる島々へ足を運ぶきっかけにしてもらいたいと、このように思います。ぜひ訪れてみてください。 また、がらりと変わりまして、子供たちの活動についてであります。これはワールド・ベースボール・クラシック、これを子供たちが観戦できるっていう、そういうお知らせなんですね。都はコロナ禍でずっと、さまざまな制約がある中で学校生活を送ってきた子供たち、この子供たちが笑顔で前向きな気持ちになれるように、子供を笑顔にするプロジェクト、今年度からずっと、もう各校でさまざまなアイデアの下で実施しております。このプロジェクト、あらためて今のことを申し上げると、都内公立学校の8割に当たります1717校から参加申し込みがあって、それぞれの学校でパラスポーツを通じて、いろんな理解を深めたり、それから大観衆を前にした始球式を経験などなど、本当に子供たちは忘れがたい思い出を、経験を重ねていることだと思います。 今回、主催者の側からWBC学校観戦ということを、このプロジェクトの趣旨にご賛同いただいて、観戦ができますよということになりました。これは、タイミングは令和5年、来年の3月です。東京ドームで行われるワールド・ベースボール・クラシックを子供たちが見る、観戦できるというチャンスです。小中学校、高等学校、特別支援学校、合わせて115校からすでに申し込みがありまして、約1万1000人の児童、生徒が参加することとなります。