日本が誇る保存食「高野豆腐」は栄養豊富でヘルシー!最新トレンドは「レンチン」「粉タイプ」
【レシピ】湯戻し・鍋不要! レンジで白だし高野豆腐
さっそく、家庭にある調味料で今すぐ作れるレシピを教えていただきました。調理時間は10分ほどと手軽ながら、本格的な煮物が楽しめます。「作るとき、薄く輪切りにしたにんじんやしいたけを煮汁に入れて加熱すると、一層美味しく彩りもよく仕上がりますよ」(旭松食品・岩瀬さん)。 <材料(2人分)> 高野豆腐 2個 A……水 1と1/2カップ(300ml)、白だし 大さじ2、本みりん 大さじ1 ※みりんがない場合は砂糖小さじ1で代用可 <作り方> 1:耐熱容器にAを合わせて煮汁を作る。 2:煮汁に高野豆腐が重ならないようにそのまま入れ、うつわの2/3ほどにラップをかける。 3:電子レンジ(600W)で8分加熱する。 ※電子レンジが500Wの場合は1分ほど長く加熱する。 鍋で作る場合も、煮込む時間は10~15分と、さほどかかりません。でも、レンジ調理OKなら、耐熱性のうつわに煮汁と高野豆腐をぽ~んと入れて、ラップしてチンするだけ。鍋を見守る手間もいらないではないですか~。 このレシピが魅力的なところは、簡単なうえに「作り置き」もできること。しかも多めに作って冷やしておけば、アレンジして楽しめるんです。 「たとえば夏場など暑い時期、素麺やおそば、うどんなど麺類を食べる機会も増えますよね。作り置きしておけば、そのトッピングに刻んでのせたり、サラダに加えても美味しく、簡単に栄養価もアップします」(旭松力品・上田さん)
【レシピ】作り置き版・レンジで白だし高野豆腐
作り置きの場合、スーパーなどでよく見かける1箱5個入りのタイプを、一度で使い切れるのもメリットです。 <材料(作りやすい量)> 高野豆腐 5個 A……水 3カップ(600ml)、白だし 大さじ5、本みりん 大さじ2.5 ※みりんがない場合は砂糖小さじ3で代用可 <作り方> 1:耐熱容器にAを合わせて煮汁を作る。 2:煮汁に高野豆腐を重ならないようにそのまま入れ、うつわの2/3ほどにラップをかける。 3:電子レンジ(600W)で14分加熱する。 ※電子レンジが500Wの場合は1分ほど長く加熱する。 【アレンジレシピ】白だし高野豆腐のキムチ和え 白だし高野豆腐のアレンジの中で、筆者がとくに「簡単な上に美味しい!」と感じたのがこちら。高野豆腐自体に味がしみているので、キムチと和えると旨みがアップするんです。 <材料(2人分)> 白だし高野豆腐(含め煮) 1個 白菜キムチ 50g <作り方> 1:白だし高野豆腐の汁気を軽くしぼり、小さい角切りにする。 2:1と白菜キムチを和え、盛り付ける。 ※お好みでねぎや刻みのり、白ごまをかけても。