なぜ新型コロナ感染拡大の大阪と札幌でサッカーの日本代表戦が実施されるのか?
ミャンマー戦以外の試合で観客を動員するかどうかに関しては、開催都市の感染状況および各自治体のイベント開催方針を踏まえて決めていく。今春の計6試合で実施した防疫措置を「高く評価された」と振り返った須原専務理事は、さらにこう力を込めた。 「前回でさまざまな知見を得て、安全対策には自信を持っています。今回もしっかり踏襲していきたい」 須原専務理事は混乱が続くミャンマーサッカー連盟とも連絡を取り合っていると明かした上で、今回に関しては「来るという明確な話だけでなく、こちらでトレーニングをしたいという連絡もいただいている」と早期来日の意思も示されていると説明した。 ともに対戦相手未定の状態ながら、U-24代表も東京五輪の代表メンバー決定前で最後となる大事な国際親善試合として、6月5日(ベスト電器スタジアム)と12日(豊田スタジアム)に、フル代表と同じ「バブル」のもとで臨むことが決まっている。注目のメンバーはフル代表、U-24代表ともに20日に発表される。 (文責・藤江直人/スポーツライター)