小池都知事が定例会見3月11日(全文1)ウクライナ避難民の相談窓口設置、ロシア都市との交流は停止
東京都の小池百合子知事は11日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年3月11日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年3月11日) ◇ ◇
医療従事者の負担は長期化
共同通信:それでは知事、よろしくお願いします。 小池:はい。今日このあと東日本の大震災から11年ということで、黙祷の時間を【取ろう 00:02:43】と思いますので、ご協力お願いいたします。 まず私のほうから3点お伝えいたします。きのう、コロナでモニタリング会議を開きました。感染状況、医療提供体制、ともに同じ最高レベルの赤でとどまっております。新規陽性者数ですが、緩やかな減少傾向ですけれども、専門家の皆さんから高齢者への対応などで、医療従事者の負担は長期化が続いているというコメントがありました。昼夜分かたずあらためて感謝申し上げたいのが、最前線で奮闘されている医療従事者の皆さんです。本当にありがとうございます。 また、現状をどうやって改善していくかということですけれども、新型コロナ対策の武器というのはワクチンの接種ということで、これをよりいっそう加速していくことが何よりも重要と考えております。都におきましては現在、ご覧いただいておりますように14会場がございまして、こちらで1日2万回の接種体制を確保しております。用意しております。このうち行幸の地下、立川高松、東京ドーム、この3カ所で予約なしでの3回目接種ができるようにいたします。
親子連れでの接種機会を提供
で、3月の14日からですけれども、大規模接種会場の三楽病院というところがございます。こちらでは親子で、お子さん連れで一緒に接種できる機会の提供をいたします。もちろん、ワクチンはそれぞれ、子供用とあれで違いますけれども。で、そのときに接種を検討しておられる保護者の方向けにちらしを作成しておりまして、ホームページでも掲載ということですね。 で、こちら、コロナのワクチン接種を受ける、5歳から11歳のお子さんの保護者の方々に、子供の接種の内容はどうなっているんだ、概要はどうなんだ、分かりやすくまとめています。で、こちらはご自分に、こちらですね。ご自身に副反応があったときの子育てが心配だという、そして、接種どうしようかしらと迷っている方向けに、副反応が出た先の相談先や、事前の準備について記載をしておりますので、ぜひこれらのことをご参考になっていただいて、接種のご検討、お進めください。 それから、次に診療・検査医療機関マップが、リニューアル版ができました。今回このマップのほうには都内約4200カ所全ての診療や検査を受ける医療機関が反映されたものになっております。東京都医師会にご協力をいただいております。それから、診療時間帯などの、絞り込みなどの検索機能を充実しておりまして、ワンタップで電話発信ができる機能も追加するなど、スマホでも快適、便利に操作ができるようにと改善をしたものでございます。もう今日から利用できますので、発熱など、症状のある方など、お近くの診療・検査医療機関のほうを検索いただいて、事前に電話、またはウェブ予約の上で受診をしていただければと思います。 長期間皆さまにご負担をお掛けしておりますけれども、感染拡大の防止には、私たち1人1人が感染しない、感染させないと、その意識を持ち、基本に忠実に感染リスクを低減するということがもうベースであります。これが大切です。引き続き都民の皆さま、事業所の皆さま、そして行政、力を合わせて取り組みを推し進めてまいりますので、どうぞご協力のほどよろしくお願い申し上げます。まず、コロナに関しての私からのご報告とお願いであります。