33歳から「5浪で大学院」目指した彼の強い決意。大学も2浪で合格、数々の学び経た彼のその後
■学問はエリートのものだけじゃない 「それで慶応を志望して受け続け、なんとか合格できました。博士課程のときに、学会で藤田先生に再会した際に『君の発表には「志」がある、そのまま突き進みなさい』と言っていただいたときは感動しました。 おバカだった自分でも、学問で道が開けました。学問はエリートだけのものじゃありません。これからも、学生たちに夢を捨てなければ何歳になっても夢は開くので、挑戦を続けることが大事だということを伝えていきたいです」
偏差値25だった過去があるからこそ、伝えられることがある。その信念を持って学生に自身の経験を伝えている鷲北さんの人間性は、浪人の苦悩と挑戦の日々が作り上げたものなのだと思いました。 鷲北さんの浪人生活の教訓:夢を捨てず挑戦を続けていれば、何歳になっても夢はかなう
濱井 正吾 :教育系ライター