南果歩さんが愛車歴を初公開 かつて乗っていた懐かしの国産SUVと対面へ
愛車を見せてもらえば、その人の人生が見えてくる。気になる人のクルマに隠されたエピソードをたずねるシリーズ第46回。前編では、俳優の南果歩さんが、懐かしの三菱パジェロと共演! 【写真】南さんとワイルドな元愛車との2ショットがカッコいい!(17枚) そのほかの愛車歴も見る
愛車購入のきっかけ
「うわぁ、いま見てもかわいいですね」と、笑顔を見せながら、南果歩さんが三菱パジェロ(2代目)に近づいた。 「私が乗っていたのはショートボディの白だったんですけれど、雰囲気はこの感じです。確か、新しいパジェロが出たばかりのときに購入したと記憶しています」 フルモデルチェンジを受けて2代目三菱パジェロが登場したのは1991年1月だから、南さんの記憶が正しければ、この年にパジェロを購入したということになる。 「30年ぶり? いえ、もっと経っているのか……」と、言いながら、南さんはパジェロのインテリアをのぞき込んだ。はじめての愛車としてパジェロを選んだ経緯を、免許取得にまでさかのぼって振り返った。 「運転免許を取ったのは、20歳か21歳のときです。当時、すでに仕事はしていて、ちょっと時間ができたんですね。これから仕事でも必要になるだろうから、いまのうちに免許を取っておこうと思ったんです。けれども、私には教習所にちょっとしたトラウマがあったんですよ。というのも高校生のとき、友だちと一緒に原付きの免許を取りに行って、私ひとりだけ落ちちゃったんです(笑)。でも2度目の教習所通いは楽しかったですね。助手席よりも自分で動かすほうが楽しいことに気づいて、普通自動車免許と普通自動二輪免許を一度に取りました」 運転免許は取得したものの、映画やテレビドラマへの出演が相次いでいたため、当時は自身で運転する機会はなかったという。 「仕事は電車で通っていて、たまにマネージャーさんが運転するクルマに乗せてもらうこともありました。ただ、忙しすぎた反動か、20代後半にさしかかったところで、“自分の時間を楽しみたい、そのためにはクルマがあったほうがいいのでは?”と、思うようになったんです。そこで、自分のクルマを買うことに決めました」