はしのえみが語る、小3娘の子育て 「自分が『姫様』だった」ことを娘に報告したとき、言われた一言とは?
毎週、ゴージャスな金の巻き毛を揺らし、ピンクのドレスのすそを上げて買い物に走り回る「姫様」。「王様のブランチ」(TBS)で大人気だったあの姫が、はしのえみさんです。あれから10年。現在もバラエティーなどで活躍中のはしのさんは、小3娘のママでもあります。はしのさんを「母」とよぶ娘、おはなちゃんとの日常や、母娘が心地よくいられる「声かけ」について聞きました! ※後編<はしのえみが語る、仕事と子育ての日々 「ママ友が10歳年下なんてこともざら。でも出産前よりいまのほうが健康です」>に続く 【写真】夏祭りに行った、はしのさんと娘のおはなちゃん(ほか7枚) ■「上下関係」をつくらないように工夫しています ――はしのさんのブログに登場しているおはなちゃん。どんな小学生ですか? お友達と遊ぶのが大好きで、どちらかというと社交的なほうだと思います。公園や児童館で毎日遊ぶお友達はだいたい決まっていますが、そのお友達がいないときは、自分から声をかけて遊んでいます。私の小学生時代は、2歳上の兄にくっついてばかりで、自分から知らない子に「一緒に遊ぼう」と言えるタイプではありませんでした。これはもう、娘の性格なのでしょうね。 ――宿題などは、計画的に進めるほうですか? あまり計画的ではないので、夏休みなどは毎日「ドリルは午前中に終わらせられるといいね!」なんて声かけをしていました。内心「早くやればいいのにー!」とジリジリしながら(笑)。 宿題といえば、私は母に「宿題をしなさい」といわれた記憶がありません。むしろ「宿題、やらなくていいんじゃない?」と言われて育ちました。「宿題はやったの?」と聞かれて「まだ」と答えると、「やらなくてもいいんじゃない?」って。そう言われると「いやいや、だめだよ、やらないと!」と思って手をつけていました。 今思うと、これは母の作戦だったんですね。「やりなさい」と言われるとやる気を失うのですが、「やらなくていいよ」と放されるとあわてて動く。母はそこを見抜いていたのでしょう。私は公立中学に通っていたのですが、3年生のときに「高校受験、したくなかったら別にしなくていいんじゃない?」と言われて、「えっ、受験するよ!」とそこから猛勉強しました(笑)。