小池都知事が記者会見9月4日(全文2完)日本のデジタル化の遅れが浮き彫りに
東京都の小池百合子知事は4日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池都知事「コロナ対策、補正予算に3413億円を考えている」(2020年9月4日)」に対応しております。 【動画】小池都知事「コロナ対策、補正予算に3413億円を考えている」 ◇ ◇
実効性のある対策をまとめる必要がある
小池:ご指摘のように、今日初めて東京都、それから国、組織委員会など関係者が集まりまして、来年の大会を安全・安心な大会として開催する対策を行うと。そして都民、国民の理解を得ながら準備を進めるという大変重要なことでございますので、それを具体的に進める策を本日の会議で議論していくということです。 大会におけるコロナ対策が、これはコロナ対策という観点からの会議になるわけですけれども、国には要望してまいりました水際対策があります。それから検査・医療体制など、課題は大変多岐にわたるわけでありますが、今日のキックオフといいましょうか、本日の会議の設置を皮切りにして、実務レベルでの検討を深めていきます。そして実効性のある対策をまとめていく必要がございます。 都としては、まず都内の感染症対策、これに引き続き全力を尽くさなければなりません。そしてまた、この会議における国のイニシアチブによる幅広い検討を踏まえて、組織委員会など、関係者と協力をして安全・安心な大会の開催に向けて取り組んでいきたいと考えています。
特別な夏はいつまでか
時事通信:2問目です。飲食店やカラオケ店に対する時短営業の要請について、23区内については今月15日まで延長となっておりますが、その後の対応について判断はいつどのようにするのか教えてください。また今年は特別な夏ということで、都民に対して都外への旅行、それから帰省の自粛を求めていますけれども、特別な夏というのはいつまでなのでしょうか。このまま特別な秋に突入するのかどうか教えていただければと思います。お願いします。 小池:8月というのは夏休み、そしてお盆など、さまざまな行事が集中する季節であります。まさしく特別な時季なわけであります。その中で感染拡大をなんとしてでも食い止めるということで、さまざま呼び掛けを行わせていただきました。そして現在実施の営業時間の短縮要請については、23区内の皆さま方にはご協力をいただいているところであります。 そして8月が終わって9月に入りましたけれども、今後も感染拡大に最大限の注意をしていただきたいという点では変わりがない。きのうのモニタリング会議もその方向で、レベルを変更することはございませんでした。引き続き、感染しない、させない、お1人お1人の行動の徹底を重ねてお願いしながら、感染者数の推移や、また、専門家の意見などを踏まえまして、今後の時期、時間短縮要請の収束の時期等も考えて、見極めていきたいと、このように考えております。 時事通信:では、これから各社の質問に移ります。すいません、先ほど私、名乗ることを忘れましたが、時事通信の斉藤です。各社の皆さんも質問される際は知事の指名を受けたあとに社名と名前を名乗ってから質問してください。では、お願いします。