ギャル曽根が振り返る“コンプレックス”だらけだった思春期 「ギャルメイクが私にとって救いでした」
よく食べ、よく笑い、ハッピーオーラ全開のギャル曽根さんですが、「子どものころはコンプレックスのかたまりだったんですよ!」と言います。コンプレックスから脱却できたのはどうしてでしょう。また小6の長男、小3の長女、そして0歳の次女の3児のママとして、子どもたちのコンプレックスとどう向き合っているのかもうかがいました。 【写真】ギャル曽根さんの高校生ギャル時代(他、全3枚) ■コンプレックスだらけの思春期。だからギャル曽根が生まれた? 幼い頃は毎日を楽しく無邪気に過ごしていた私ですが、思春期のころからコンプレックスのかたまりみたいな人間になりました。 と話すと「意外ですね」と言われることが多いのですが、本当なんです。 まず、自分の目が嫌いでした。テレビに映る人気者はみんな目が大きくて、その目にあこがれていた私は、鏡に映る自分の小さな目を見るたびに気持ちが重くなったものです。 いまでこそ「多様性」「ルッキズム」ということが広く言われる時代ですが、当時は外見で人をほめたり、からかったりすることが珍しくありませんでした。私が直接そう言われたわけではなかったと思うのですが、自然と「自分はかわいくないんだ」と思うようになっていました。 でも高校生になると、そのコンプレックスはずいぶん軽くなりました。 なぜかというと、ギャルメイクを始めたから(笑)。少しでも目を大きく見せたかった私にとって、ギャルメイクは救いでもありました。もし私が生まれながらにコンプレックスがなかったらギャルメイクはしなかったし、「ギャル曽根」にはならなかったと思います。 ギャルメイクに限らず、メイクすることで多少なりとも顔の印象は変えられます。髪型や髪色で雰囲気は変わるし、ファッションを工夫することでスタイルの悩みも軽減できます。 逆に言えば、子どものうちは工夫するすべがありませんでした。私にとってはきつい時代でした。 ■大人になると世界が広がる。相対的に、悩みは小さくなる もう一つ、コンプレックスの種がありました。それは学力。