大阪府・吉村知事が定例会見6月17日(全文2)万博の地元パビリオン出展受付を開始
大阪府の吉村洋文知事は17日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「大阪府の緊急事態宣言は20日まで。以降はまん延防止措置に移行する」大阪府・吉村知事(2021年6月17日)」に対応しております。 【動画】「大阪府の緊急事態宣言は20日まで。以降はまん延防止措置に移行する」大阪府・吉村知事(2021年6月17日) ◇ ◇
サポートセンターを通じて受け入れ病院に連絡
吉村:大阪府のサポートチームもマッチングはやりやすいです。どこの病院にどういったところが空いているか、すぐ分かるわけですから。で、それをやると。そして受け入れ可能な場合はここ、サポートセンターを通じてコロナ受け入れ病院に連絡をします。 もう1つ課題というか、コロナ受け入れ病院から要請があった中身として、結局、搬送もちょっとどうしても手間が生じてしまうと。これはもうすでにコロナ治療が終わっている人ですから、救急車で搬送するわけにもいきませんし、それぞれの病院間の搬送をやると。やってたわけですけれども、コロナの場合は近くの病院だけじゃなくて、ちょっと遠く、受け入れ先病院が遠い場合もあります。ですので、そういったことについて、甲子園のほうも搬送までしてくれたら受け入れるよというような病院もありますから、そういった意味では搬送支援も大阪府がやっていきます。民間の救急であったり、介護タクシー、高齢者の方が多いので、介護タクシーの活用をしていこうと思っていますが、そういったものを民間救急とかを使って、搬送支援もしていきます。
病床の逼迫をできるだけ防ぐ
それでこのサポートセンターを設置して、そしてマッチングシステムをうまくITを使いながらマッチングをし、そして当然ここに人が入った上で具体的なマッチング作業の協力をして、搬送まで支援していくと。この一連の転退院を、転退院サポートセンターが積極的にやっていくと。それによって病床の逼迫をできるだけ防ごうというのが今回の趣旨です。 これを立ち上げます。まず立ち上げを6月21日からやります。ただシステムを今、つくっている最中でして、システムができるのは7月上旬です。システム自体を使うのは7月上旬ですけれども、もうサポートセンターのメンバーはできてますから、それまではアナログ方式でこの甲子園の病院からいろんな情報を聞いて、具体的なマッチング作業というのをある意味やっていきます。今はちょっと患者さんも随分減ってきてる状況でもあるので、なんとかシステムが動く前に少しそういったこともやりながら、システムが動けば、今度はシステムをうまく使ったことをやっていくということで、なんとかスムーズに運用につなげていきたいと思っています。 で、そして入院待機ステーションについてです。入院待機ステーション、先ほど申し上げたとおり感染が急拡大して、そして病院、なかなか入院が難しいというような状況になったときに、すぐに救急車から搬送されて、なかなか場所が見つからないと。時間が随分救急車の中で過ぎてしまう、対応しなければならないという事象が第4波で多く生じました。 で、そのときにわれわれが考えたのが入院待機ステーションをつくろうということで、それぞれ大きな病院に2箇所、大阪市内に設置をいたしました。そしてそこにお医者さんに来てもらって、そして酸素ボンベ、酸素マスクなど、酸素を当てられるようにするということで応急対応をし、そして病院が空いた段階で搬送をすると。そして万一の状況になるようなときには、敷地内の病院にお運びすることができるような仕組みというのを走りながらつくって、現実これが機能をいたしました。 ですので、今はもう随分減りましたから、これは場所だけ、プレハブだけありますけけれども人は当然いません。いつでも再稼働できるような状態になっているのが大阪市に2箇所ありますが、これを大阪府域全域に広げていこうということです。ですので、まずは場所をつくっておくということで、市町村に支援をしていきます。災害拠点病院なんかを中心につくっていくことになると思います。