大阪市がインテックス大阪会場での接種対象を拡大・府の大規模接種センターでも拡大へ
大阪府も64歳以下の府民の予約を受け付けを発表
大阪市は17日、大阪市大規模接種センター(インテックス大阪会場・大阪市住之江区)での接種対象を拡大すると発表した。また、大阪府も同日、19日から運用が開始される「マイドームおおさか」(大阪市中央区)での大規模接種会場について、64歳以下の府民の予約を受け付けると発表した。 【中継録画】「6月19日以降、市の大規模接種センターで65歳以下の接種予約も受けつける」大阪市・松井市長(2021年6月17日)
予約開始は18日午前9時から
発表によると、市は16日から64歳以下の市民に新型コロナウイルスのワクチン接種券の発送を始めている。現在、同大阪市大規模接種センターでは国が定めた接種順位に基づいて65歳以上の高齢者の接種を行っているが、会場の予約状況をみて、19日以降の接種は、接種券が届いたすべての市民を対象とするという。
インテックス大阪の会場のキャパをフル活用
使用するワクチンは、武田・モデルナ社製ワクチンとなっている。予約開始は18日午前9時からで、以降は毎週火曜日に翌1週間分の予約を受け付ける。受付は、大阪市ワクチン予約システムまたは大阪市新型コロナワクチンコールセンター(電0570・065670(ナビダイヤル) 、ナビダイヤルが利用できない場合は(電06・6377・5670)で受け付ける。 また、1回目の接種後、標準的には4週間の間隔をおいて2回目の接種が必要で、1回目の接種後に、その場で同会場での2回目の接種を受け付ける。2回目の接種は、原則として4週間後の同じ曜日の同じ時間帯での予約になるとしている。
会見では報道陣から「短期間で一気にこの対象を拡大したという理由は?」という質問があった。 これに対し、松井市長は「(今月)16日に58歳から64歳までの方に接種券を発送して以降、接種券の発送の年齢層を引き下げていますが、市民からの予約を受け付けたあとでも相当に余裕があるという現状の状況を踏まえ、インテックス大阪の会場のキャパをフル活用して、より早くできるだけ多くの方に接種をしていただくために、対象者の条件を付けずに接種券が到着した方から接種いただけるようにしました。対象拡大以降も余裕枠を活用するなどして市の教員や職員に対する接種は行っていきます」と話していた。