【おとなの相談室】同居の父が夜中動いて困る…「眠れない」にどう対応する?夜よりも、日中の習慣を改善しましょう
◆「朝」を作る まず、当たり前のことから確認させてください。 朝、寝室やリビングに窓はありますか?カーテンは開けられる状態でしょうか。 いつのまにか物で塞がっていたり、開けにくい場所に合ったりするケースもありますが、もし可能であれば、一日のはじめに日の光が浴びられるようにしましょう。 ベッドでだらだらとしてしまうのではなく、「始めるぞ」と意識して、朝と夜のメリハリを作っていく必要があります。体内時計をしっかりと整えていきたいところです。 朝日は体内時計をセットしてくれるスイッチです。カーテンが開けにくいならば、外に1歩だけ出て日を浴びるだけでも有効です。 例えば、水をあげなくてはならない植物を庭に置いたり、新聞や郵便物を取りに行くようにしたり……物理的な理由を作ってあげること・慣れるまで一緒につきそうことから始めてはいかがでしょうか。 夜を改善するのではなく、日中の時間感覚を昔のように戻していくのです。 服を着替えて、顔を洗い、歯を磨いてシャキッとする……崩れてしまったかつての習慣を取り戻せるように心がけましょう。 「毎日をダラダラと過ごしてしまう」状態になっていたら、最初に直すべきは一日のはじまり=「朝」の習慣です。ここを作り直していきましょう。
◆食事の時間を決める=日々のルーチン作り 生活のメリハリをつけ、体内時計を元に戻すためには「食事の時間」も大切です。 食べる量は減ってくるでしょうが、例えば長い間仕事勤めで、7時・12時・18時となっていた人はそのスケジュールを崩さない方がよいでしょう。一時的にずれても、元に戻していくと次第に整っていきます。 絶対3食でなくてもかまいません。2食ならば2食で、これまで生きてきたリズムに合わせて、ルーチンを作っていくことが肝です。 お風呂の時間や、服を着替えるタイミングなどについても同様に、バラバラになっていたことを習慣化しましょう。 要するに【毎日を日曜日にしない】ことが最も重要なのです。