遺贈の寄付先を一覧で紹介! 特徴や選び方のポイントも解説
4. 子どもや教育に関する遺贈寄付先一覧
子どもや教育に関係する遺贈寄付先の候補団体としては、以下の例が挙げられます。 ・一般財団法人 あしなが育英会 ・公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン ・認定NPO法人 ワールド・ビジョン・ジャパン ・公益財団法人 日本ユニセフ協会 ・認定NPO法人 国境なき子どもたち 4-1. 一般財団法人 あしなが育英会 一般財団法人 あしなが育英会は、病気や災害、自死などで親を亡くした子どもたちや、障害があるために親が十分に働けない家庭の子どもたちなどを、奨学金、教育支援、心のケアなどによって支える民間非営利団体です。 あしなが育英会に寄付した遺産は、遺児の奨学金や心のケアの支援、東日本大震災遺児支援、アフリカ遺児の教育支援などに活用されます。 経済的にも精神的にも苦しい状況にいる子どもをサポートするために遺産を使いたい場合は、あしなが育英会への遺贈寄付を検討しましょう。 4-2. 公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン セーブ・ザ・チルドレンは、日本を含む約120カ国で子どもの権利を実現するための活動を行う国際NGOです。日本では公益社団法人として活動し、子どもを暴力や虐待から保護し、適切な教育を受けられるようにする支援などを行っています。 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに寄付した遺産は、日本を含む世界約120カ国での緊急人道支援、保健衛生の改善、教育、子どもの保護などに活用されます。 非道な行為から子どもを守り、教育の機会を確保するために遺産を使いたい場合は、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへの遺贈寄付をご検討ください。 4-3. 認定NPO法人 ワールド・ビジョン・ジャパン ワールド・ビジョンは、日本を含む約100カ国において、困難な状況で生きる子どもたちのために活動する国際NGOです。日本では認定NPO法人として活動しています。 ワールド・ビジョン・ジャパンに寄付した遺産は、世界の子どもたちの水衛生、教育、保健、栄養、生計向上に関する開発援助事業や、緊急援助、復興支援、防災問題の解決などのために活用されます。 すべての子どもたちが健やかに成長できる世界を実現するために遺産を使いたい場合は、ワールド・ビジョン・ジャパンへの遺贈寄付が有力な選択肢となるでしょう。 4-4. 公益財団法人 日本ユニセフ協会 ユニセフは、日本を含む約190の国と地域において、最も支援の届きにくい子どもたちを最優先に支援する国連機関です。日本では公益財団法人として活動しています。 日本ユニセフ協会に寄付した遺産は、世界150以上の国と地域において予防接種の提供や栄養不良の改善、教育の質の向上、緊急事態下の子どもたちの保護などのために活用されます。 世界の中でも特に困難な状況にある子どもたちを支援するために遺産を使いたい場合は、日本ユニセフ協会への遺贈寄付をご検討ください。 4-5. 認定NPO法人 国境なき子どもたち 認定NPO法人 国境なき子どもたちは、日本で設立された国際協力NGOです。貧困ゆえに十分な教育を受けられない子どものために、「国境を超えてすべての子どもに教育と友情が届く社会」を目指し、アジアと中東で教育支援を行っています。 国境なき子どもたちに寄付した遺産は、カンボジア、フィリピン、パキスタン、ヨルダン、バングラデシュ、パレスチナなどの子どもたちに教育機会を提供する活動などに活用されます。 これらの地域の子どもをサポートするために遺産を使いたい場合は、国境なき子どもたちへの寄付を検討するとよいでしょう。