いじめ訴訟「真相をとにかく明らかにしたい」名古屋・河村市長会見7月25日(全文2)
裁判結果が出るまで関係者の処分は保留か
NHK:NHK、【ササ 00:38:41】です。市長、今の関係なんですが、このいじめの再調査の問題で、教育委員会とか学校の関係者はまだ処分されていなかったと思うんですが、以前、市長は処分についても検討するとおっしゃってましたけども、裁判になると結局、裁判の結果が出るまでは関係者の処分というのは保留というか、どのような扱いになるんでしょうか。 河村:本来的には別に行政のほうの処分と司法と関係ないですけど、実態を事実認定しないと、教員、また関係者の処分って普通はできないでしょう。不利益処分ですから。だで、それは。いや、そう思いますよ、わし。どっかに過失があったんでしょう、どっかに。それについて責任を取らんでええというのは、やっぱりおかしいですよ。今回はっきりしたんですよ、市長が訴えられる。今までは教育だ教育だ言うてましたけど。もう現実に教育長が訴えられたんじゃないじゃないですか。だから僕も、将来のためもありますし、亡くなった華子ちゃんのこともありますんで、ぜひ、真相をとにかく明らかにしたいということでございます。 NHK:そうすると市長、今、確認ですけど、事実認定されないととおっしゃいましたけども、そうすると裁判の結果が出るまでは処分はしないというお考えなんでしょうか。それとも裁判の途中であってもそれは切り離して、関係者の処分は必要であれば行うというお考えでしょうか。 河村:それは切り離して必要であれば処分します。その場合は教育長かどうか知りませんけど。だけどやっぱりそこは、丁寧にはやるということです、当然のことながら。裁判にも影響しますしね。何がいかんかったんだ、どこで落ち度があったんだと、それは誰の責任なんだということははっきりさせないかんです。また、基本的に学校というのは子供を守るためにあるんだという認識がないかも分からんわね。ないと言ってはいかんけど。まあいいですわ。