いじめ訴訟「真相をとにかく明らかにしたい」名古屋・河村市長会見7月25日(全文2)
提訴について争うということなのか
朝日新聞:朝日新聞の山下です。今の質問のお答えに対して更問いになるんですが、これは一応、提訴について争うということなのか、それはもう全面的に認めて賠償を支払うというお立場の表明なのか、そこのところをもう少しはっきり伺いたいです。 河村:いや、それは裁判ですから、たいてい不法行為でやられるでしょう。故意・過失をもってということになると、それは、故意と過失の内容についてはちゃんと精査して、だから言うべきことは言いますよ。言うべきことは言います。だから僕が聞いとる話と違うもん、教育委員会の言っとるのと、これが。だからそのところで、そういう面では、争うという、それは当たり前のことじゃない。裁判というのはそういうことです、そういうことです。事実については精査をさせていただくけど、なんか、どう言うか、役所を守るいうのはおかしいけど、そういうような対応を取らないということでございます。 朝日新聞:なので、市側の主張については今後精査をして検討していくような。 河村:いや、僕もちゃんと全部チェックします。私が訴えられとるんだから。 朝日新聞:分かりました。なので、市長ないし市が対応していくということですね。 河村:はい。 朝日新聞:で、主張については今後検討、市側の主張については検討するということでいいですね。 河村:はい、検討します、自分で。自分だけじゃないけど。弁護士さんも入れてね。 朝日新聞:あと、一応先ほどのところから言えば、今後も一応、所管されるのは教育委員会になるんですか。それとも、なんて言うんでしょう、総務部とか、そういう別の。 河村:それは市長でしょう。市長が訴えられとるんだもん。 朝日新聞:じゃあ市長が対応する。所管はどこになるんですか、今後。 河村:所管はどこなんですかね。所管は総務局なのか教育委員会なのか知りませんけど。単独でやりたいようにやるという意味じゃありませんので、相談はしますけどね。 朝日新聞:分かりました、ありがとうございます。