大阪府・吉村知事が定例会見9月22日(全文1)Go To Eat再開の場合は認証店舗に限る
協力金の予算規模は1875億円
次に協力金についてです。予算規模としては1875億円、これも非常に大きな予算になります。一番大きなところについては営業時間短縮協力金、ここです。これは飲食店に対しての時短要請をお願いしている分についての協力金。これを継続してやっていくという前提で、11月から12月まで要請した場合の予算を確保しています。10月分までは今すでにもう予算で確保しています。同じように、これは大規模施設等協力金ということで、今年の春に大規模商業施設、遊興施設、ぐっと休業要請をお願いした時期がありました。そのときのできた協力金の制度ですけども、これも今後いつどういった事態になるか分かりませんので、その予算も引き続き上程をしています。要請をした段階で執行するということになりますので、要請しなければ執行しない予算になります。次、お願いします。 ゴールドステッカー店舗のインセンティブについてです。安全で感染対策に強いお店を、飲食店を増やしていこうというのが基本的な府の方針です。どうしてもこのウイルスというのはマスクを外している場面で、特に飲食、おしゃべりをしているというときに広がりやすい。これはもう明らかです。ただ、おいしく食事を楽しんでいただこうと、感染に強いまちづくりをしていくためには、やっぱりこの飲食の場面が感染に強くなければならないと思っています。そういった意味でゴールドステッカーという認証制度を、取り入れをいたしました。
ゴールドステッカーがある認証店舗に限って再開
ですので今後、感染の状況にもちろんよりますが、感染が落ち着いてきたときに当然これは執行することになりますが、Go To Eatを再開する場合は、ゴールドステッカーがある認証店舗に限って、Go To Eatについては再開するということにします。プレミアム食事券の上乗せをやっていきます。そしてまたさらに、加えて国のGo To Eatの予算に上乗せをして、プレミア分に上乗せをしてプレミアを付けていくという形で考えています。府民の皆さんが安心して利用できる飲食店を増やしていくということをやりたいと思いますし、感染対策に強い飲食の場づくりを進めていこうという考え方です。 Go To Eatの大阪については、事務局は大阪観光局がやってます。Go To Eatとこのゴールドステッカーを合わせた、これから制度に変えていきます。仕組みですけれども、現在のGo To Eat、これまで、今、提示してますが、現状についてはいわゆるブルーステッカーを発行しているところになってます。ただ、今の感染状況ですから、皆さんご承知のとおりGo To Eatについてはいったん止まっています。72万枚発行したところで止まっています。国の予算として残り128万枚分の予算があり、そして加えて60万枚追加で国の予算も確保されています。 この128万枚分については国の制度としては1万円で1万2500円分を買えるプレミアム券、追加の60万枚については1万円で1万2000円分のプレミアムが付いてるというのが今、国の制度ですが、それぞれ1万2500円の分については500円を上乗せして1万3000円に、確保分の1万2000円については1000円上乗せをして1万3000円に。だから買う側としては一緒なんですけども、1万円で1万3000円分の食事券が買えるこのGo To Eatの制度にしていきます。 これは最大、先ほど申し上げた60万枚と128万枚合わせて残り188万枚、およそ、ざっくり約200万枚、あと発行するという形に、190万枚かな、190万枚発行すると、セットで販売するということになりますが、それは全て1万円で1万3000円分の食事券になりますが、これについてはゴールドステッカーの取得店舗でのみ利用できるものにしていきます。 ぜひ、今ゴールドステッカー取得中の店舗、また取得してる店舗も多いですけれども、感染対策を徹底してやっていただきたいと思います。感染対策を取るために必要な費用の補助もあります。ちょっと複雑じゃないかという意見もありますが、ただ、やはり飲食の場で感染が広がりやすいですから、飲食の場において発想を転換して、感染に強い店づくりということをお願いしたいと思います。