小池都知事が記者会見3月27日(全文3完)季節変われば状況も変わるのでは
IOCにも追加負担を求めるべきと考えているのか
東京新聞:すいません、東京新聞の【ハラ 00:47:33】です。オリンピック関係で今の質問も含めて2点お伺いしたいんですが、追加の費用負担なんですけども、今、知事のご発言の中で国などという、組織委のお名前はありましたが、IOCとの関係についてのことがなかったものですから、いろいろ費用負担に関してはIOCがなかなか負担しなくていいというような取り決めについていろんな問題点も指摘されているところなんですけども、今度の追加費用について、IOCの負担をやっぱり求めるべきだというふうにお考えなのか、これがまず1点。 それから選手村について、先ほど課題があるということで間違えるといけないので確認をしたんですけれども、これは一時滞在施設として選手村を知事として活用したほうがいいんじゃないかというふうにお考えの上で、その上で権利関係等、課題を整理していけば可能じゃないかというふうにお考えなのかどうか、その辺り、ちょっと確認させてください。 小池:これについては、まず最初のIOCね。IOCについてもこれからどのぐらい掛かっていくのか、費用のこと等、共に協議をする対象ではないかというふうに考えております。やはりIOCとしても延期の上で大会が開催されるというのは、IOCにとっても重要な項目でございますので、そこはご相談といいましょうか、経費についてもご相談するべきものではないかというふうに思います。 それから先ほどのHARUMI FLAGについては、今、例えば軽症の方々のベッドをどう確保するかとか、これまでのさまざまな想定で、いろんなケースを考えなければならないわけで、その意味で幾つかの今、選択というか可能性のあるところはどこだろうかということを考えなければならないわけでございます。 この選手村というのはこれまでも多くの戸数といいましょうか、選手をそこに、アスリートの皆さんがお集まりいただくために造っていて、そしてそのあと売りに出したり賃貸に出したりするわけでございますけれども、そういったことも含めて都内に考えられる全てのことを勘案しながら、今、さまざまな決められるところは決めていくという作業に入っているということです。