【RIZIN】元谷友貴がワンハンドチョークで一本勝ち 太田忍のリベンジ許さず返り討ち
2024年9月29日(日)『RIZIN.48』がさいたまスーパーアリーナで開催された。 【写真】最終ラウンドにRNCで一本勝利した元谷が太田との再戦を制した 元谷友貴と太田忍は、2022年7月以来、2年2カ月ぶりの再戦。前回は元谷がオリンピアンの太田を判定3-0で下している。元谷戦後、5勝1敗と大きく勝ち越している太田は、Bellatorからの凱旋、オリンピックイヤーに元谷にリベンジなるか。ATT入りした元谷は、2023年ヴィンス・モラレスと熱闘も判定負け。5月の前戦DEEPで平松翔に2R、リアネイキドチョークで一本勝ちしている。勝てば、井上直樹vs.キム・スーチョルの勝者への挑戦も見えて来るバンタム級コンテンダー争いだ。 ▼第9試合 RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R 〇元谷友貴(アメリカン・トップチーム)60.95kg [3R 4分09秒 リアネイキドチョーク] ×太田 忍(THE BLACKBELT JAPAN)61.00kg 1R、ともにオーソドックス構え。中央の取り合いから圧力をかける太田が左ジャブを突くと、元谷は右を当て返す。詰める太田は左ジャブもまたも元谷は右を返すと、右カーフも。太田はコーナーを背にさせたところで右の元谷に小手巻きともに投げも残して、押し込むのは太田も、クラッチを組ませず。突き放す。 元谷が中央へ。右の打ち合いはともに交錯。元谷の右に太田は右カーフを返す。右の相打ちのタイミングから元谷は手の構えを低く、左ハイで押し戻す。 前足を獲りに行く姿勢から左も狙う元谷。太田は4連打からコーナーに詰めてダブルレッグテイクダウンもすぐに立ち、コーナーで正対。太田はガード上に右ヒジ、元谷は左フックを返す。 2R、右カーフの元谷はサークリング。太田は前手の左フックで飛び込むが、そこに右を狙う元谷。コーナー背に太田の左右にカウンターの左を狙う。左のヒジ打ちからコーナーに押し込んだ太田だが、組めず。離れた元谷はノーモーションの右を突き刺す。 太田が大きく振るとカウンターの左を狙う元谷。太田の押し込みに離れる。右カーフを当てる元谷、左から右を当てる元谷! しかし太田も構わず左右を降り、左ハイを混ぜて打つと、元谷は右上をカット。左インローの太田に、ノーモーションの右を当てる元谷! 太田も右オーバーハンドを届かせるとバックフィストをガード上に叩く。詰める太田のダブルレッグに、元谷がギロチンチョークを合わせてゴング。 3R、左右で前に出る太田に、元谷も打ち返し。太田はダブルレッグ、がぶる元谷をコーナーにドライブも突き放す元谷、太田は左ジャブ。元谷は右カーフ! 前に出る太田はまたもコーナーに押し込むと元谷は首をとらえてシングルレッグにギロチンチョーク狙い。首を抜き、逆にがぶり倒す太田だが、左で差した元谷はバックにすぐにボディトライアングルの4の字に足を巻き、亀になろうとする太田の背後からパウンド。 左腕を喉下に巻いた元谷に、太田は後ろ手を剥がそうとするが、元谷は肩を抱いて得意のワンハンドの元谷チョーク! 左手を持たれながらも脇でふたをして絞めるとタップを奪った! 試合後、元谷は「こうして太田選手をしっかり極められたんで、そろそろベルトとかからめないですかね。僕、戦績良くないですけど、10年くらいRIZINでやってるんで、ベルトに挑戦させてください」と語った。
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