大阪府・吉村知事が定例会見7月7日(全文3)まずはワクチンを広げることが重要
7月末で完了すると報告を受けている
現実、今は1700のある個別医療機関、接種機関がそれだけ多くあるわけですけども、そこで、医療機関で登録しているのは約1割と聞いていますから、約90%はそこでまだ登録はしていないと。1カ月に1回ということで、これについて、もう今はその方針を、別の、1週間に1回にしましょうということで、1週間に1回集めてどんどん登録するということになって、それが7月の中旬ぐらいから反映されると聞いていますので、7月の中旬ぐらいから一挙にVRS上の登録は増えてくるんだろうというふうに思っています。 逆に言うと今は大阪市の個別接種分、人口の270万人の大阪市の分が反映されていませんから、そういった意味でVRS上は少なくは見えますが、実態としたら大阪市にいろいろ聞いても個別、高齢者接種の2回目、おおむね7月末でも完了するというふうに報告を受けていますので、実態としたら、ほぼ予定どおり、おおむね終了するというふうに思っています。 司会:よろしいですか。じゃあ次の方。じゃあ日日さん、すいません。
歌舞伎町での抗原検査は参考になったか
大阪日日新聞:すいません、大阪日日新聞の山本です。先ほどの対策本部会議の中で、若い世代の方でありますとか夜の街関連が少しずつ目立ち始めているというふうなことがあったかと思うんですけれども、今後こうした感染を抑えていくというふうな部分で、東京都の医師会のほうで繁華街の歌舞伎町のほうで抗原検査の実証実験というふうな動きがあったというふうにも聞いているんですけれども、府のほうでは昨年の7月に知事も視察に行かれた、PCRのバスを使った取り組みというのがあったんですが、こういった繁華街での抗原検査というのは府のほうで何か参考になるという部分がありましたら伺えますでしょうか。 吉村:この点についてはすでに大阪の繁華街で、場所は非公表ですけど、ちょうどミナミとキタの間ぐらいのところで、繁華街でPCR検査場、専用の検査場をつくってますので、それは今も稼働してますから、検査は充実。これについては大阪府としてはかなり進んでやってきてるところだと思っています。 それだけじゃなくて、今回、ゴールドステッカーを導入するときも一緒に導入しましたが、飲食店「スマホ検査センター」もつくりましたので、飲食店関係の人はいつでも、保健所や病院に行くことなく、スマホだけで検査できる仕組みをつくりましたから、そういったものをどんどん利用してもらいたいと思います。ちょっと形は違いこそすれ、そういう飲食店「スマホ検査センター」もそうだし、ミナミにある検査センターもそうですけれども、そういった検査センターを若い人中心に、ぜひどんどん活用してもらいたいと思います。 それから大学なんかに協力してもらって、同じように、あれは抗原検査だったと思いますけども、やりました。無差別・無症状の人を検査してもなかなかキャッチしにくいというのは、僕は実はあるのかなとは思っています。なのでそれの、なんて言うんですか、無差別・無症状の人をどんどん検査することによって陽性者をキャッチするっていうのは、ちょっと難しいのではないのかなとは思っています。でも、できるだけ検査を広げていきたいというので、大阪はもう多いときは2万件以上の検査をしていますから。今は陽性者数が少ないので、疑い例も少ないっていうので、検査数自体も減っていますけども、多いときは2万件以上検査した日も、1日に、ありますから。検査能力としては非常に高い検査能力は持ってると思います。