大阪府・吉村知事が定例会見7月7日(全文3)まずはワクチンを広げることが重要
2人から4人にする理由は
NHK:すいません、NHKの佐藤と申します。先ほどまん延防止の関係で、もし延長となった場合に知事のお考えとして飲食店の人数制限を2人から4人にという、酒の提供の場面であったと思うんですけれども、この4人にされるというのは、なぜ4人というのは、お考えありますでしょうか。 吉村:まずここも基本的対処方針が大きく変われば難しいかも分かりませんが、今の基本的対処方針をベースとして考えたときに、現在のまん延防止で認められる人数としたら、4人以下で、そして一定の感染対策を取っていると、4要件を取っているところというのが基本的対処方針になります。 この4要件のところは、われわれゴールドステッカーにしてかなり厳しい感染対策をお願いしていますので、そもそもここで感染対策を徹底的にお願いしますということをまず1つお願いする条件とした上で、人数については今の基本的対処方針で示されている、これは専門家の意見も踏まえて判断されたと思いますので、そこに少し緩和をするということにはなるんだというふうに思っています。 NHK:2人から4人にというのは、飲食店の負担などを考えてということになるんでしょうか。 吉村:もちろんそうです。飲食店というのは本来自由に営業できるはずですから、その自由な営業を制限して感染対策に協力してくださいというのをやっていますので、原則自由なはず。例外として制限をお願いしていっている、その例外の範囲をどこまで取るかというのを考えたときに、今回、2人まででお願いして、この間の大きなリバウンドはなんとか防げていると。減少傾向をなんとか維持できていると。 これはでも2人ですから、皆さんが例えばお店の大将の立場に立って考えてもらったら分かると思うんですけれども、やっぱり4人のお客さんとかを断らなきゃいかん。お酒の提供を断らなあかん。非常に、本当にしんどいと思います。そういった意味では2人から4人にして、そこは少し営業ができるように、お酒が出せるタイミングも、それは基本的対処方針で認められた範囲内でやるというふうに、です。 NHK:ありがとうございました。 司会:そうしたら次の方。すいません、朝日新聞さん。