大阪府・吉村知事が定例会見2月18日(全文1)コロナ乗り越え、成長する大阪へ
感染拡大時の病床確保は大きな1つのポイント
これは去年から、新規じゃありませんので去年からもうやってます、今もやっていきます。助け合い基金、そして宿泊施設の、医療従事者のための宿泊施設の確保、病院体制の強化、これ療養体制の強化ですね、自宅療養者の配食サービスとか、あるいは生活支援、パルスオキシメーター、宿泊施設での看護師さんの配置、健康管理体制の整備です。 それから検疫フォローアップセンター、入国者に対しての健康観察を今、大阪府でやっています。そして入院調整の外部人材の確保ということです。コロナ重症センターも引き続き運営をしてまいります。そこに伴って、重症センターについて人材バンクを今つくってますから、今後コロナ重症センターに必要な看護師さんを確保するとともにクラスターが発生した医療機関において人的支援ができるように人材バンクを整備していきます。 そして感染拡大時の病床確保、ここは1つ、大きな1つのポイントだと思うんですけれども、昨年度重症センターをつくって運営をしました、多くの人の協力でなんとかこれが実現できました。新年度においては30床分、もともと60床を予定してましたが、コロナ重症センターの、アスベストも出てどうするかという議論になったときに、残りの30床については新たなやり方で整備していこうと、こちらのほうのやり方で整備していこうということになりました。
小型版のコロナ重症センターをつくる
どういうことかと言うと小型版のコロナ重症センターをつくっていこうということです。コロナ重症センター、これは皆さんも視察で僕行ったとき見てくれたと思うんです、非常に広いところで皆さんが医療機関、看護師さん集まって100人以上の体制で運営していますが、こちらのほうについてはすでにある大きな病院で重症患者を診てくれているところでそこの病院の敷地を使って、小型版のプレハブであったりコロナ専用の施設をつくっていただいて、そこはもうその病院で完結して対応してもらうと。 だから1つ1つの病床数は非常に少なくなってくると思うんですけれども、その病院で完結していただくと、そのための設備の支援をしていきます。この詳細については今後詰めていくことになりますが、今その病院で受けてくれている重症病床数が当然減ることがないように、それを上回るということがここの条件になってくると思いますが、その中でやってもらうという形でやっていただくという形になります。協力金を支給もしていきます。 感染症対策の、感染拡大の抑止事業ということで、飲食店を対象とした現地調査であったりステッカーの運用であったり、そういった普及啓発も引き続きやっていきます。福祉施設における感染対策の推進、そしてこちら、新たな項目はこれですけれども、大阪国際感染症研究センター、これは先日記者発表させてもらいましたが、新たな大阪新大学において、今後さらに感染症、どんな感染症がくるのか分かりませんから、そういった意味では新大学の中に感染症の国際研究センターを設置をしまして、アカデミアの観点から大阪府市に提言をいただけるような、そういった感染に強いまちづくりというのを実現させていきたいと思っています。 それから打撃を受けている産業に対する支援、中小企業への支援等についてです。まず制度融資、これは引き続き当然やっていきます、非常に重要な支援策です。そして喚起ですね、消費の喚起。観光なんかは特に大きな打撃を受けていますからその喚起事業です。ただここはコロナが落ち着かないと実現できないと思います。ですので実施の時期というのは未定ですけども予算組みはしておきたいと思っています。「いらっしゃい!」キャンペーンのさらに改良版というふうにご理解いただけたらと思います。