大阪府・吉村知事が定例会見1月13日(全文5)ワクチンの意味は2つある
感染させる可能性がない人まで隔離しているのでは?
記者:フリーランスの【ハラダ 01:34:16】と申します。よろしくお願いします。新型コロナのPCR検査についてですが、このPCR検査の信頼性についてさまざまな課題があると指摘する声があります。例えばですが、維新の会、柳ヶ瀬参議院議員が昨年12月の国会で、現在のPCR検査でのサンプル遺伝子の増幅回数を示すCt値、この設定が高すぎるために、微量のウイルス、あるいは死んだウイルスの遺伝子検出につながる可能性が高く、そうした場合、陽性判定を受けたその人が、どのくらいほかの人に感染力があるのかという趣旨のご質問をされ、厚労省の審議官が、PCR検査の陽性判定、これは必ずしもその人に感染性があることの証明ではないとご答弁をされました。 つまり他の人に感染させる可能性がない人まで隔離してしまっている現状があるのではないかという議員の指摘ですが、この件について知事は把握されておられますでしょうか。 吉村:柳ヶ瀬議員の問答のやりとりまで詳細は把握していませんが、その問題意識については把握していますし、理解をしています。もういいですかね、そのまま話をしても。なんかありますか、質問。もういいですか、お話ししても。 記者:ていうことはPCRの陽性者と感染者は違うっていうご認識を今お持ちということでよろしいでしょうか。 吉村:そうです。陽性者と感染者は明らかに違います。これはもう僕がいろんなところで感染者とか陽性者っていうのも一緒のような使い方をしているときがあります。これは今日の感染者はとか、今日の陽性者はとか、こう言って、いわゆる一般用語としてそういうふうな使い方をしています。 でもこれ、厳密には感染者と陽性者っていうのは、僕は違うというふうに思っています。ここはなかなか伝わりにくいところがあるので感染者、陽性者と分かりやすく言ったりするときもあるんですけども、明らかに違うと思っています。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見1月13日 全文6に続く