大阪で心を癒す「ホタルの舞」河内長野の石川沿い
4日の近畿地方は、朝から青空が広がり気温が上昇。大阪管区気象台によると、大阪市内では同日午後2時半ごろに最高気温31.1度を観測し、今年初めての真夏日となった。そんな暑い一日の夜、大阪府河内長野市の川沿いではホタルが飛び交うなど初夏らしい光景がみられる。 【拡大写真】大阪市内では24時間にわたり「通天閣」が緑の輝きを放っている
日が暮れて街灯も少ない同市を流れる石川付近や田んぼの上を飛び交うホタル。それを地元住民らは静かに見守っている。同日夜は家族連れもみられ、子どもたちから「すごい」「光ってる」といった声も聞かれた。 同気象台によると、5日の大阪府は、高気圧に覆われておおむね晴れるが、昼過ぎからは雨や雷雨の所がある見込みだという。予想最高気温は31度、最低気温は20度となっている。
孫娘とホタルの舞を見に来たという河内長野市の70代男性は「ちょっと早いかなと思ったけど、きょうは暑かったので出ると思ってました。孫もここのところ、新型コロナウイルスの影響で外出できてなかったので、ちょっとした心の癒しですわ」と話しながら、カメラのシャッターを押していた。