職場抜け出しジム通い、4年で633回・計658時間…市職員に給与176万円返還求める
愛媛県松山市は27日、無断で職場を抜け出してスポーツジムに通っていたとして、市市街地整備課総合公園分室の作業主任の男(55)を懲戒免職とした。監督責任を問い、当時の上司ら6人も戒告、訓告とした。
発表では、作業主任は2021年4月~24年11月、仕事を1時間ほど抜け出してジムに通っていたという。無断で職場を離れていたのは4年間で633回、計658時間36分に上る。市は、その間の給与約176万8000円の返還を求めている。
8月末、市に匿名の情報が寄せられ、調査していた。市の聞き取りに対し、作業主任は「腕のしびれる症状があり、(ジムで)ストレッチをして温泉に入ると症状が和らいだ。度が過ぎた」と話したという。