大阪府・宣言解除時の「まん延防止措置」適用要請を決定
1か月半前にはまさに千人を超える状況が起きていた
別の報道陣からは酒類提供について「ミナミの飲食店などでは昨年11月くらいから時短か休業か続いている中で、飲食店に対しての思いは」という質問もあった。 吉村知事は「飲食店のみなさんには本当にこの間、厳しいお願いをしてご協力もいただいています。多くの飲食店のみなさんのご協力があって、感染も抑えるところは抑えられてきていると思っています。飲食そのものが悪いわけではないので、今回はどうしてもこのウイルスが飲食の場で広がりやすいということでお願いしている状況でもあります」と話した。
しかし、一方で広がりやすい場面でもあり、変異株も入ってきて様々な不確定要素もあるとして「不確定要素だけでなく、1か月半前にはまさに千人を超える状況が起きていたので増える時には一気に増えてくる。リバウンドを起こさせないことが非常に重要なので、まん延防止措置期間中はリバウンドを起こさせない期間としてぜひご協力をいろんな形でお願いしたいと思っています」と説明した。 ただ、その中身については「非常に判断に迷うところもありますので、いままさに国と協議中です」とも話していた。
兵庫、京都の知事と会議へ
吉村知事は、この会見終了後に、兵庫県の井戸敏三知事、京都府の西脇隆俊知事と会議を開き「改めてできるだけ足並みをそろえることをやっていきたい」と述べた。 また、まん延防止措置の中身については「国の本部会議の方針が決定され次第、府としての方針を判断していきたい」と述べた。