【MLB】マーリンズの新人エドワーズがサイクルヒットを達成 今季3人目&球団史上2人目となる快挙
【マーリンズ2-6ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド
日本時間7月29日、マーリンズは敵地アメリカンファミリー・フィールドでのブリュワーズ3連戦の最終戦を迎え、新人イグザビアー・エドワーズがサイクルヒットを達成したものの、2対6で敗戦。3連戦のスイープを逃した。ブリュワーズ2番手のジェイコブ・ジュニスは2イニングを2安打無失点に抑えて4勝目(0敗)をマーク。マーリンズ先発のカイル・タイラーは4回7安打4失点でマウンドを降り、2敗目(0勝)を喫した。 【動画】マーリンズのイグザビアー・エドワーズがサイクルヒットを達成する(MLB.comより) 新人エドワーズのメジャー初アーチとなる先頭打者本塁打で先制したマーリンズだったが、直後の1回裏に先発のタイラーがジェイク・バウアーズに8号逆転2ランを被弾。4回裏にジョーイ・オーティズとブライス・トゥラングのタイムリーで2点を追加されると、5回裏には2番手のエマニュエル・ラミレスがジャクソン・チョーリオの11号ソロとリース・ホスキンスの犠飛でさらに2点を失った。7回表にエドワーズの三塁打でチャンスを作り、ブライアン・デラクルーズの内野ゴロの間に1点を返したが、反撃はこの1点どまり。9回表に今季初登板のデビン・ウィリアムスからチャンスを作ったものの、結局2対6で敗れた。 敗れたチームのなかで、新人エドワーズは孤軍奮闘。初回にメジャー初本塁打を放つと、3回表の第2打席は四球で出塁し、5回表の第3打席で二塁打、7回表の第4打席で三塁打、9回表二死で回ってきた第5打席でショートへの内野安打を記録してサイクルヒットを達成した。ワイアット・ラングフォード(レンジャーズ)とヨーダン・アルバレス(アストロズ)に次ぐ今季3人目の快挙であり、マーリンズでは昨年4月に達成したルイス・アライズ(現パドレス)に次いで2人目。また、「メジャー初本塁打を含むサイクルヒット」は2007年のフレッド・ルイス以来17年ぶり、20世紀以降では5人目という珍記録だった。