歴代最高は誰だ!? 日本人、欧州CL出場試合数ランキング1~10位。世界最高峰の舞台に名を刻む男たち
7位:古橋亨梧(ふるはし・きょうご)
生年月日:1995年1月20日 CL出場クラブ:セルティック(スコットランド) CL通算成績:13試合3得点1アシスト 7位には、2022/23シーズンから3年連続でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場しているセルティックのエースである古橋亨梧がランクインした。 移籍1年目の2021/22シーズンは怪我の影響で出場機会は限られていたが、迎えた2022/23シーズンはリーグ戦で23ゴールを奪い、リーグ得点王やファンと選手が選ぶリーグMVPなどの個人賞を総ナメ。公式戦54試合で34得点という驚異的なペースで得点を重ねた。 そんなキャリア最高のシーズンであってもCLでは結果を残すことができなかった。 6試合でまさかのノーゴールに終わったことでチームも2分4敗と未勝利のまま大会を去った。それでも2度目の挑戦となった2023/24シーズンはグループリーグ第2戦のフェイエノールト戦で待望のCL初ゴールを決めると、続くアトレティコ・マドリード戦ではマット・オライリーとのワンツーからゴールネットを揺らした。 3度目の挑戦を迎えた今シーズンは、初戦のスロバン・ブラチスラバ戦で1ゴールを記録。通算13試合出場で3ゴールを決めており、香川真司が持つ4ゴールの日本人最多得点記録まで間近に迫っている。 残りの日程で対戦するドルトムントやライプツィヒ、アタランタなどとの強豪相手に得点を奪うことは容易ではないが、その中で記録を塗り替えることができるだろうか。
6位:鎌田大地(かまだ・だいち)
生年月日:1996年8月5日 CL出場クラブ:フランクフルト(ドイツ)、ラツィオ(イタリア) CL通算成績:15試合3得点0アシスト 6位には、フランクフルトとラツィオでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場経験がある鎌田大地がランクインした。 フランクフルトは2021/22シーズンにUEFAヨーロッパリーグ(EL)を制したことで、続く2022/23シーズンのCL出場権を獲得した。当時のフランクフルトは現クリスタル・パレス監督のオリバー・グラスナーの下で高い成熟度を誇っており、鎌田を含めた選手たちがCLでも躍動。トッテナム、マルセイユ、スポルティングCPと常連クラブがいる中でもベスト16進出を決めた。 その立役者の一人となったのが鎌田である。グループリーグ6試合すべてで先発出場した日本代表MFは、トッテナムとの第4戦から日本人史上初となるCLでの3試合連続ゴールを記録。抜群のタイミングでの3列目からの飛び出しから得点に絡み、チームの快進撃の中心となった。 2023/24シーズンに在籍したラツィオでも自身2度目となるCLに挑戦。リーグでの不調とは相反してチームは決勝トーナメントへの進出を決めたが、途中出場が多かったこともあり、鎌田自身はフランクフルト時代のように得点へと絡むことができなかった。それでも2度の挑戦で通算15試合に出場しており、このランキングでは6位にランクインしている。