小池都知事が定例会見7月16日(全文2完)95%に頑張っていただける方法編み出したい
静養から復帰して2週間以上。体調はどうか
TOKYO MX:TOKYO MXテレビの相模と申します。知事、静養から復帰されて今2週間以上たったんですけれども、今の体調はご自身としてどういうふうに感じていらっしゃるかというところと、今、感染状況が厳しくなりまして、これからオリンピックも始まるというところで、体調管理など、仕事の進め方など、工夫されているところあるんでしょうか。あともう1点、ワクチンの2回目の接種というのはもうされたんでしょうか。 小池:いろいろと皆さま、ご心配をお掛けいたしました。体調についてはだいぶ回復もし、また、この間、ずっと無理してきたのは皆さんご存じのとおりです。無理もしなければコロナもオリ・パラの準備もできませんので、そこは役割として、これまでずっと100メートル走を42.195キロ続けてきたという状況ではあります。 今、さまざまな準備をし、そしていよいよ本番ということが来週、1週間後に迫っております。この間、私自身、体調についても、これまであまりにも無謀にやってきた部分もありますので、最近はテレワークの日も増やしてきております。そういう中でこれからも、体が資本なので、それを念頭に、しかしやるべきことはやっていきたいと。どっかでぱたっと倒れているかもしれませんけれども、しかしながらやるべきことはやっていきたい。 それから2回目については、私の主治医の先生にご相談をして、期間の関係もありますので、受けるリスクと受けないリスクから考えると、今もう受けたほうがいいだろうということで、先週すでに2回目済ませております。特に大きな副反応はございませんでした。ぜひ皆さんもワクチンの接種、積極的にお進めいただきたいと思います。
プレイブックを守らない五輪関係者への対応は
TBSテレビ:TBSテレビです、よろしくお願いします。先ほどから出ているオリンピックのコロナ対策で、プレイブックで定められた行動規範を来日したオリンピックの関係者が、守られていないということで、丸川大臣は組織委員会に働き掛けを行うということなんですが、都としての対応はいかがお考えでしょうか。あと、これ以外にも水際対策などでほころびが出ていますが、これについて知事はどのように評価されていますでしょうか。 小池:水際対策は検疫等、国にしっかりやっていただくということに尽きると思います。それから、ほころびと言いますけれども、それぞれルールブック、プレイブックをしっかり守っていただくように、あらためて来日される方々にお伝えをしていくということに尽きるかと思います。そしてそのことも、海外から来られる方もそうですけれども、日本のワクチンの接種をより進めたほうがより安心になるんじゃないかと思っております。 先ほども申し上げましたように大規模接種会場も、都としても進めておりますけれども、区市町村と、そもそものワクチンの確保ということで、これが今大きな課題になっておりますので、国に対してはこの水際対策と、それからワクチンの確実な確保、こちらのほうをお願いしたいと思います。そしてまた、近々、東京都メディアセンターを開設いたします。皆さま方の海外の同僚の方々はやっぱり取材なさりたいと思うんですよね、各地。その方々に対していろんな、こちらからの、東京のこういうテーマがありますよ、こういう点、東京で工夫してるんですよ等々、お知らせをするというのが、お伝えをすることで取材のサポートになるのではないか。 東京都メディアセンターのほうではそういった、オンライン形式もそうでありますし、取材される方々がなかなか行きにくいようなところについても、いろんな点でサポートして差し上げるということが、東京の魅力であったり、東京の、あ、こんなところがあるんだということなどをお伝えするいい機会ではございますので、メディアの方々、いろんな意味でサポートしていきたいというふうに考えています。はい、じゃあ。