小池都知事が定例会見7月16日(全文2完)95%に頑張っていただける方法編み出したい
個人宅のテレビ観戦におけるクラスター対策は
時事通信:時事通信の斉藤です。知事は先ほどもオリンピックに関しては、自宅で家族と一緒に楽しんでいただきたいというようなことをおっしゃっていますが、ただ一方で、個人のお宅だとか職場で、友人、知人、同僚とテレビで観戦することによってクラスターが発生するという可能性も容易に想定できるかと思うんですけれども、その点についての都としての対策、何かお考えがあればお願いします。 小池:先ほども申し上げましたように、オリンピックはおうちでと、ご家族でと。ご家族といっても大人数のところがいらっしゃるかもしれませんけれども、想定は小人数、少人数での観戦ということをお願いしたいと思います。これまでのさまざまな分析でもクラスターになるケースっていうのは、やはりそこが飲食店であれ職場であれ、職場のお昼ご飯を食べるところであったり、それからおうちであったり、いろいろあります。ホームパーティー、河原でのバーベキューなどなどいろいろありますけれども、やはりそこでの感染という、この頻度と、それから時間と、それから人数と、そういったことの方程式になってくるかと思います。よって、できるだけいつもの顔ぶれ、いつもの人数、小人数、そして、おうちでということが、この間オリンピックを楽しんでいただく基本的な考えにしていただければというふうに思っております。 時事通信:知事がそうやって呼び掛けられることも十分大事だとは思うんですけれども、具体的に都としてこういう対策を打ちますっていうようなことは、何か考えられているものはありますでしょうか。 小池:そうですね。これから夏休み、4連休で、例えばご旅行なども考えておられる方いらっしゃるかと思います。でもちょうどこの1年前、1年もっと前、連休のときが、皆さんだいぶ控えられてはいましたけれども、移動というのがかなり見られた。それによって全国での感染が増えていったという事例を思い出していただきたいと思います。ぜひそういったことも含めて、この夏、引き続きの、都県境を越えないようにといった今回の、この夏の過ごし方については来週まとめてお伝えをしたいというふうに思っております。