小池都知事が定例会見12月10日(全文1)上野の双子パンダ、来年1月から公開へ
木下前都議へのボーナス支給をどう考えているのか
読売新聞:ありがとうございます。2点目ですけれども、本日は東京都職員のボーナスの支給日ということで、先般、辞職した木下前都議にも115万円余りが支給されるというふうな理解でおりますけれども、それに対して差し止め、あるいは支給の返還を求める監査請求というものも都議のほかの方から出ておりますが、監査の結果によるところもあるとは思うんですけれども、知事としてのボーナス支給、木下都議に対するものをどうお考えになっているかお聞かせください。 小池:これはもうご本人がホームページ上で寄付を表明しておられるということで、現段階で可能な対応を行われたというふうに理解しております。 読売新聞:ありがとうございました。幹事社からは以上です。各社の質問に移ります。質問がある社は挙手の上、知事の指名を受けた上で、名前と所属を名乗って質問してください。
同性パートナーシップ制度に何を盛り込みたいか
共同通信:共同通信の清と申します。来年度に導入方針を示された同性パートナーシップ制度について伺います。1つはその制度に盛り込みたい内容と、もう1つは2019年の予算特別委員会で、知事が導入については各自治体の判断が尊重されるべきと答弁されて、慎重な姿勢だったと思うんですが、お考えが変わった理由を教えてください。 小池:お考えが変わったということではありません。これまで誰もが認め合う共生社会を実現しましょう、そして東京を多様性を尊重する都市としましょう、人権尊重条例などに基づいて啓発の推進をしましょう、相談体制の充実を図りましょうということで、進めてきたところであります。支援団体や有識者へのヒアリング、都民の皆さんへの調査も実施をしまして、多くの方々から制度導入を期待する声が寄せられたということであります。 ですから、そういった声を受け、そしてまた実際に性的マイノリティーの当事者の皆さん、いろんな課題を抱えておられるわけです。生活をする上での困り事、入院のときにどうするとか、具体的な例はさまざま課題はあるわけですけれども、それらの困り事の軽減や多様な性に関する都民の理解がより進むようにということで、来年度の制度導入に向けて今年度内に基本的な考え方を示していくということで、それぞれの段階を、過程を経ながら進めてきたということにほかなりません。 共同通信:ありがとうございます。 【書き起こし】小池都知事が定例会見12月10日 全文2に続く