小池都知事が定例会見12月10日(全文1)上野の双子パンダ、来年1月から公開へ
店と利用者が一体となって感染防止対策を
それから都内商店街の皆さま方には、スマートフォンに登録しましたワクションアプリを店舗で提示した際に割引券を受けられる特典を提供していただいたり、アプリの活用の呼び掛けにもご協力をいただいて、さまざま工夫していただいているということです。今後、こうした安全、そして安心に飲食、買い物ができる、そういう環境づくりに取り組む商店街については、TOKYOワクションの特設サイトでまた紹介もしていきたいと思います。 それから飲食店さんでは、このワクションアプリなどを活用されて、お店と利用者が一体となって感染の防止対策に取り組むことをお願いしておりまして、このアプリに登録をするということは、例の紙の接種証明書を持ち歩く必要がなくなりますので、特典が得られること、それからワクチンに関する正しい情報が得られるTOKYOワクション、ぜひいろんな意味で積極的なご登録、ご活用、そして接種のご検討、お願いをしたいと思います。 それから都民、企業の皆さまへのお願いでございますけれども、師走に入りまして、なんとなくそわそわする季節でもございますが、一方で寒さも厳しくなってくると。空気が乾燥していると。感染症にとっては流行しやすい時期になっております。忙しさのあまりに、感染防止対策の基本、忘れていないか確認をしてください。特にきのうも、賀来先生も何度もおっしゃっていましたけれども、重要なポイントは換気です。マスク、消毒、手洗い、いろいろ基本的な動作はありますけれども、換気が大切ですよということを何度もおっしゃっていました。換気に的を当てた動画を作成いたしましたので、ご覧いただきたいと思います、どうぞ。 (00:09:38~00:09:54 VTR)
換気を呼び掛ける動画を作成
小池:「第九」の季節なんでね、はい。ベートーベンの「第九」、「歓喜の歌」を、ちょっと文字を変えまして、都立国立高等学校の皆さんのコーラスで、このような形で皆さんに換気を呼び掛けるという動画にご協力をいただきました。「東京動画」とかウェブのCM、テレビコマーシャルなどなど、順次、発信をしていきたいと思います。寒さに負けずにこまめに窓を開けるとか、キッチンのレンジフードを使う、換気扇を回す、空気清浄機を動かす、いろいろあります。中小企業の皆さんには、この換気設備の導入の際に助成もありますので、こちらのほうもご活用いただきたいと。感染しない・させないという、そのための行動を引き続きよろしくお願いいたします。 2つ目の今日のポイントでありますけれども、東京2020大会、オリ・パラ大会のレガシーについてであります。今年も残すところ3週間ということでありますけれども、振り返ってみますと、1年延期され、無観客という大変困難な状況の中で、多くの人が力を尽くして安全・安心な大会を実現し、そしてアスリートの素晴らしいパフォーマンスというのは世界中に大きな勇気と感動を与えてくれたと確信しております。 IOCが世界17カ国で実施した調査の結果がきのう発表されておりましたけれども、その中で大会は成功したという回答は65%を占めております。また、コロナ禍の中で大会がトンネルの先の明かりとなったという回答も59%ありました。それからテレビとデジタルプラットフォームを通じた全世界の視聴者数については30億5000万人。それから動画の視聴回数でございますけれども、こちらのほうは280億回に上ったところでございます。 今回、大会に関わった全ての方々に本当に感謝あるのみですけれども、その感謝の気持ちを伝えたいということから、もう1つ動画を作りました。そちらのほう、ご覧いただきます。 (00:12:36~00:13:06 VTR) 小池:ということで、覚えていらっしゃいますか。パラリンピックの開会式で「片翼の小さな飛行機」を大変豊かな表現力で演じてくれたのが、この和合由依さんなんですね。和合さんがありがとうを届けるクーリエ、配達人役として、この動画にはご出演いただいています。これは「東京動画」のほうでも配信いたしますし、また、テレビコマーシャル、ウェブCMなどで順次、発信をしてまいります。本当に多くの方々のご協力で成り立ったわけでございまして、こういった動画を通じて、ありがとう、感謝の声を届けたいと思います。