「片付けない」がムダ買いの原因に!?年末に試したいクローゼット整理の心得5
断捨離メソッドを使って整理する
クローゼットの中のすべてのアイテムを整理するときは、いくつかある断捨離メソッドを使うと段取り良くできる。初心者におすすめなのは「4ボックスメソッド」。これは、4つの箱を用意し、アイテムを「キープ」「寄付する」「売る」「捨てる」に分類するというもの。すべて「キープ」にしてしまう傾向がある人は、その考え自体を改めるときかも。 まずは、そのアイテムを最後に着たのはいつか、あるいは持っていることすら忘れていたのかを自問自答する。そして、それは自分にとってどれほどの価値があるのか、他の誰かの方が自分より価値を見出すことができるのではないか、といった問い投げかけることで、アイテムを手放すことにつながる。 作業するときは「コート」「シューズ」「バッグ」など、カテゴリー別に仕分けするのがおすすめ。そうすることで、自分が持っているものの総量を把握することができ、断捨離への勇気が湧いてくる。ただし、仕分けが終わるまではクローゼットにアイテムを戻さないこと。途中で戻してしまうと、スペースが余っているからという理由で、断捨離できなくなってしまう。
仕分けが終わったら収納する
不要なものを処分したら、次は収納場所を決める。ただし、アイテムを収納する前に、クローゼットが空になった状態で、収納アイテムを使うべきかを検討してみよう。 シューズラックやシューズオーガナイザー、吊り下げ収納などは、スペースを最大限に活用するのに役立つが、必要以上に収納することを促してしまうこともある。そのため、しまうものとスペースのバランスを見て、収納アイテムが自分にとって本当に必要かどうかを見極めたい。 クローゼットに収納するときは、カテゴリーを分けて、最も頻繁に着用するものを取り出しやすい場所に配置する。ウール製品は吊るすよりも畳んで収納した方がいいし、リネンやシルクなどのシワになりやすい素材のアイテムはハンガーにかけて吊るすのが正解。 ハンガーをかける場所が限られている場合は、薄型でグリップ力のある細いベルベットのハンガーに替えると空間を有効活用できる。洗濯カゴに入っているアイテムのことも考慮して、少し空間に余裕を持たせておくようにしたい。