【岐阜県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選「板取川」浮遊しているかのような水の透明度
◆五色ヶ原の森
五色ヶ原の森は、日本百名山のひとつである乗鞍山の北西山麓に広がる、3000ヘクタールもの広大な森林地帯。その広さは東京ドーム638個分に値する。森林内では可憐な花を咲かせる山野草や、貴重な高山植物を見ることができ、7月頃からハクサンイチゲやクロユリ、コマクサなどが美しい花々を観察できる。 また、春から初夏の時期は、数多くの鳥の声を聞いたり、姿を見たりすることもできるので、双眼鏡を持参するとより楽しむことができるだろう。 中部山岳国立公園の南端にある約3,000ヘクタールの広大な森の中には、雄大な滝や渓流、池、湿原が点在するため、大自然を思う存分満喫できる。 森を知り尽くした「森の案内人(認定ガイド)」が、五色ヶ原の森の成り立ちや森のルールをレクチャーしてくれるので、誰でも安心して楽しめるのもよい(完全予約制)。 雄大な自然を、「見て」「聞いて」「触れて」「嗅いで」、体感しよう。 五色ヶ原の森(ごしきがはらのもり) 所在地 岐阜県高山市岐阜県高山市丹生川町久手471番地3
◆養老の滝
養老の滝は、養老公園内にある高さ30メートル、幅約4メートルの豪快な滝。木々や苔などの美しい緑に囲まれており、滝水は「名水百選」に選ばれるほどの高い透明度を誇る。 「親孝行な木こりが、湧き出た水をひょうたんに汲み、父に飲ませると若返った」という物語が伝わる名瀑でもあり、日本百名瀑のひとつにも選ばれている。 また、滝の水しぶきが清涼感たっぷりで、避暑地としても人気のスポット。夏に大勢の人がリフレッシュに訪れる。滝へ向かう歩道もしっかりと整備されており、雄大な滝の姿はもちろん、周囲の自然も楽しむことができる。 明治時代から100年以上も愛されている、養老の名水を使用した「養老サイダー」もおすすめ! 養老の滝のある養老公園には、アーティストの荒川修作氏とパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏が手がけた体験型アート施設「養老天命反転地」もあり、こちらにも立ち寄りたい。 養老の滝(ようろうのたき) 所在地 岐阜県養老郡養老町高林1298-2