【岐阜県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選「板取川」浮遊しているかのような水の透明度
◆大白川園地・白水湖
日本百名山のひとつ「白山」の麓に位置する「大白川園地」。岐阜、石川、福井、富山の4県にまたがる「白山国立公園」内にあり、ブナやナラの原生林など手つかずの自然が残されている。 園内にはエメラルドグリーンに輝く「白水湖」があり、その美しさはロッキーの宝石と称されるカナダの氷河湖になぞらえて「日本のレークルイーズ」と呼ばれるほど。湖水が硫黄分を含んでいるためこのような神秘的な色を持ち、天候や見る角度によっても色味が変化。夏は湖畔の緑と相まって、鮮やかな光景だ。 また、落差72メートルの「白水の滝」や、大白川を源泉とする天然露天風呂などもあり、大自然を存分に堪能できる。 見ごろの時期:5月下旬~10月頃 大白川園地・白水湖(おおしらかわえんち・はくすいこ) 所在地 岐阜県大野郡白川村平瀬字大白川国有林
◆郡上おどり
約400年にわたり、城下町郡上八幡で歌い踊り続けられてきた「郡上おどり」。「日本三大盆踊り」のひとつに数えられ、2022年にはユネスコ無形文化遺産に登録された伝統行事だ。 江戸時代に城主が士農工商の融和を図るため、藩内の村々で踊られていた盆踊りを城下に集め、奨励したことが始まりとされており、7月中旬から9月上旬にかけて30夜以上も踊りが続く、日本一ロングランの盆おどり大会だ。 期間中は約30万人もの来場があり、特に8月13日から16日の4日間に渡って行われる「徹夜おどり」は全国から大勢の人が参加。地元の人も観光客も一緒になって輪になり、20時から翌朝5時までノンストップでお囃子10曲に合わせて踊り続ける。 お腹が空いたら屋台を巡って郡上八幡グルメを楽しむのもよし。 開催日:2024年7月13日(土)~9月7日(土) 郡上おどり(ぐじょうおどり) 所在地 所在地 岐阜県郡上市八幡町市街地一帯
◆ぎふ長良川花火大会
毎年夏に長良川河畔で行われていた中日新聞社主催の「全国選抜長良川中日花火大会」と、岐阜新聞社・岐阜放送主催の「全国花火大会」を一本化。昨年から「ぎふ長良川花火大会」として新たに始まった花火大会だ。 有料の指定席と自由席があり、今年からは座席の角度を変えて、贅沢気分で花火を眺められる「指定席・最前列席リクライニングシート」、花火がよく見える堤防法面の平らな部分に2人掛けのベンチシートを設置し、プライベート感たっぷりに楽しめる「指定席・視界良好ペアシート」、最大6名で一緒に鑑賞できるマス席「指定席・ファミリー席」が新たに登場。多彩なシートが用意されているのがありがたい。 大会自体は、超ウルトラワイドスターマインや、音楽に乗せて打上げるミュージック花火など、全国から集結した花火師たちによる選りすぐりの花火の数々が、岐阜の夜空に大輪の花を咲かせる。 開催日:2024年8月10日(土)19:30~20:40(予定) ぎふ長良川花火大会(ぎふながらがわはなびたいかい) 所在地 岐阜県岐阜市 長良川河畔、長良橋下流~金華橋上流