【動画解説】台風10号 強い勢力で接近・上陸へ 接近前から大雨のおそれ 外出は危険な暴風も 早めの備えを
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台風10号はさらに発達しながら北上して、水曜日ごろに西日本や東日本に接近し、上陸する見込みです。西日本や東日本は水曜日ごろをピークに大荒れとなり、外出は危険な暴風が予想されます。台風はそのあと日本列島を縦断する予想で、木曜日にかけては北日本でも雨や風が強まるおそれがあります。また、あす(月)にかけても湿った空気の影響で不安定な天気が続き、局地的に雨が強まるでしょう。台風が近づく前から大雨に注意が必要です。早めに備えを済ませておきましょう。
台風10号は強い勢力で日本の南をさらに発達しながら北上する見込みです。水曜日以降、強い勢力で西日本や東海に接近し、上陸する可能性が高くなってきています。木曜日にかけて日本列島を縦断する見通しで、西日本から北日本の広い範囲で大荒れとなりそうです。 火曜日と水曜日の、台風中心の予想最大瞬間風速は60メートルとなっています。
台風が近づくと、木や電柱が次々と倒れたり、走っているトラックが横転したりすることもある、外出は危険な風となるでしょう。西日本や東日本は水曜日をピークに大荒れとなりそうです。飛ばされやすいものは室内にしまっておき、停電への備えもしておきましょう。
また、きょう(日)も、高気圧の縁をまわって湿った空気が流れ込んでいるため、広い範囲で大気の状態が不安定となっていて、局地的に激しい雨が降っています。あす(月)にかけても不安定な天気が続き、局地的に雨が強まる見込みです。あすの夜から火曜日にかけては湿った風がぶつかる西日本や東日本の太平洋側に活発な雨雲がかかりやすくなってきます。 北海道も前線の影響で断続的に雨が降り、雨脚の強まる所があるでしょう。台風の接近とともに、水曜日になると西日本や東海に台風本体の発達した雨雲がかかる可能性があります。
台風が近づく前から大雨に注意が必要です。また、大雨や暴風、高波に加えて、台風が発達して接近してくる西日本や東海では高潮にも警戒が必要です。
雨や風が本格的に強まってくる前の、月曜日までには対策を済ませておきましょう。まだ台風の進路や進む速さにブレがあるため、今後も最新の予報を確認し、あわせて交通情報にもご注意ください。(気象予報士・及川藍)