小池都知事が定例会見1月22日(全文2)罰則は休業要請などの実効性確保に資する
パルスオキシメーターをどう使ってほしいか
フジテレビ:フジテレビです、2つ教えてください。1つ目がパルスオキシメーターを順次配布っていうことなんですが、自宅療養をなさる方にとって非常に重要な機器になってくるかと思います。実際の今の配布の状況と、あとはなかなか普段使わないものだと思いますので、知事としては、例えば体調の変化とか急変を知るために、どういうふうに使ってほしいっていうふうにお考えか教えてください。 小池:これがそのものなんですが、今もうピンキリですね。市中で売っているのも。でも、この精度の高いもの、これを高齢者など、そしてまた持病をお持ちの方々など、例えば自宅で療養される方については、これから対応が23区でも始まるということです。私は現在、おっ、92、ちょっと少ない。あ、違う。96になりました。ネイルをやっていらしたり、マニキュアをやっていらしたり、付け爪をやっておられる方は、その分、感度が鈍くなりますから、パルスオキシメーターをなさる際はそれらのことを気を付けていただいて、また精度の高いものを使っていただく。精度が良くないもので、ちょっと数字が低いとそれで救急車を慌てて呼んじゃうというような方も実際いらっしゃいますので、その辺のところはお気を付けいただきたいと思います。 この保健所設置区市の保健所に対して、1月15日の時点ですでに約2600台を送付いたしております。多摩地域の、都の保健所内におきましても配布開始をいたしておりますし、また、これから23区のほうでもお配りをしていくわけでございまして、必要な台数も押さえて、そして皆さま方にお配りをするということになります。基本的に貸与でございますので、改善されましたらお返しいただく。今、かなり品薄になっているということでございます。 また、血中の酸素飽和度を確認するというのが健康状態を確認する上でも大変基礎的な情報になります。療養施設、宿泊療養、ホテルにおいてはこれは必須のツールとして、それぞれ体温、そしてこのパルスオキシメーターの数値を療養中にご報告していただくように、それらのことはすでに行っているところであります。 フジテレビ:そうすると、自宅療養者には基本的にほぼ全員に届くっていうふうに思っていていいんですか。 小池:まず、今申し上げましたように、かなり市中でも品薄になっているということも、これあり、で、特に必要と思われる高齢者、また、さまざまな持病等を、疾病をお持ちの方のほうにこういう順序でもってお貸しをするという形になります。