小池都知事が定例会見1月22日(全文2)罰則は休業要請などの実効性確保に資する
都民へのワクチン接種をどう進める?
読売新聞:ありがとうございます。次にワクチン接種について伺います。2月下旬にも医療関係者などへの先行接種が始まり、一般向けの接種も5月からを目指すとされています。実施主体はあくまで各区市町村になるかとは思いますけれども、都との連携を求める声もあるかと思います。他県では今後、接種のための計画を策定していくという県もあるようなんですけれども、都としては今後、どのように対応していくのか、お考えをお伺いできればと思います。 小池:そもそものワクチンが日本に入ってくるのが2月の下旬までっていうふうに、これ前倒しになるとか、いろいろ情報があるかと思います。できるだけ早く接種は開始できるように準備を進めるということであります。東京都としても国においてワクチンがまず承認されることですね。そして優先順位を踏まえてできるだけ速やかに、必要な方に接種が開始できるように、今おっしゃいましたように、区市町村としっかり連携を取りながら、接種医療機関の確保などの準備を今進めているところであります。 そして実際に接種が始まりますと、その接種方法、健康被害への懸念だと、都民の皆さんからいろんな相談も来るであろうと。これに対応できる体制の準備も同時に進めていかなければならないと思います。そして準備の本格化に向けて、国、区市町村、保健所、そして医療機関との連絡調整を緊密にしてまいります。そして対応に万全を期すために、コロナワクチン担当もすでにおりますけれども、その体制をこれからも強化をしていくと、しっかり対応していきたいと思っています。 今ある、唯一のゲームチェンジャーっていうのは、このワクチンということでありますので、この体制を強化することも含めてスピード感を持って進めていきたいと考えております。 読売新聞:ありがとうございます。幹事社からは以上です。各社の質問に移ります。質問がある社は挙手の上、知事の指名を受けた上で、名前と所属を名乗って質問してください。よろしくお願いします。