小池都知事が定例会見1月22日(全文2)罰則は休業要請などの実効性確保に資する
若い人と認識が違う点があれば教えて
フジテレビ:あともう1点お願いします。今日、若手の人への、若者への発信について知事、お話あったかと思うんですが、やはり私どもも取材しておりましても、非常に徹底する方、対策を徹底する人と徹底しない人っていうのは、結構若い方ですごく差があるのかなと感じるときもあります。知事も実際若い、こういうYouTuberの方とかと対話をしていく中で、コロナについて若い人とはこういう部分で認識が違うなとか、だから20代、30代の感染が多いなと思われるようなところがありましたら教えてください。 小池:世代を問わず認識が非常に高い方と、いや、関係ないよという、それはこのばらつきといいましょうか、それは私は世代を問わないんじゃないかとまず思います。ただし、若い方にとってみれば、これまでお亡くなりになったのが20代のお相撲さんという、またこのところ何人かいらっしゃるんでしょうか。で、友達がかかって、そのあと元気だよというような、こういう情報がしゃーっとみんなで、SNSで回っているようなところがあると思います。 一方で、やっぱりこういうことで味覚の障害が出てきたんだよというような話、髪の毛が抜けるという話などなど、このところそういったことがだいぶ出始めてきているのかなというふうに思います。ですから決して若いから大丈夫というわけではないという、その点について皆さんも若い方々向けへのメッセージを発信していく、私たちももちろんしていきますし、またメディアの皆さま方もご協力をいただければというふうに思います。 結果として都民の命を守り、そしてまた健康を守るということにほかならないというふうに思っておりますので、その点、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
英タイムズ紙の東京五輪報道の受け止めを
朝日新聞:朝日新聞の軽部です。すいません、2問お願いします。夏の東京五輪について、イギリスのタイムズ紙が、日本政府は非公式ながら中止せざるを得ないと結論づけたと報じました。2032年、夏季五輪開催の立候補を目指すと書いてあるんですけれども、国や組織委員会が今、相次いで否定しています。都としての受け止めをいただければと思います。 小池:私はそのことは一切聞いておりません。そしてまた、それがどういうふうに報じられているのか、またどういう形での入手なのかも分からないので、むしろ抗議を出すべきではないだろうか、このように思っております。これまでも国と、そして組織委員会、IOC、中間報告など、また調整会議を通じてしっかり詰めてきているところでございまして、そういう中からは中止だとか、延期だとか、そういった話は出てきていないのが事実であります。 【書き起こし】小池都知事が定例会見1月22日 全文3に続く