大阪府・吉村知事が定例会見8月4日(全文1)40代、50代のリスクは第4波以上に
妊婦の感染者が増加傾向に
ただ、医療資源というのはかなり限りがありますので、この感染の急増、この山をどっかでやっぱり抑えないと、右肩に上がり続ければ、当然厳しい状況になる。このデルタ株というのは非常に感染拡大力が強い。これは今の大阪の倍加速度を見ても明らかだし、東京、首都圏の状況を見たら、もうこれは客観的に明らかなので、感染の山を抑えると。お1人お1人の感染対策の徹底をよろしくお願いいたします 次、2つ目です。妊婦さんの新型コロナウイルスの感染症に対する情報提供、そして支援策についてです。妊婦さん用のベッドというのは、もちろん、これ、われわれとしても確保しているわけですけれども、感染拡大が伴って、しかも若い世代に感染拡大が広まってますから、やはり年齢層としても妊婦さんの感染者というのが増加傾向にあります。 これは産婦人科の学会で出されてるものですけれども、大阪府の状況、これはデータとしては第4波までしかありませんが、やはり感染が拡大すると妊婦さんも感染すると、新規陽性者として増えていく。妊婦さん自身は非常に気を付けていらっしゃると思いますが、家庭に持ち込まれたときに、その妊婦さんに家庭内感染で広がるというケースが多いです。第4波で一番多いときで、だいたい1週間で19人、20人弱ぐらいの感染者が出たというような状況もあるというのが今の現状です。第5波はこれより増えてくるというふうに思っています。
家族は感染対策の徹底を
その中で妊婦さんに対して情報提供です。まず健康相談、これは当然やっていますが、妊婦さんの助産師による相談、これもやっています。この助産師による相談については、お盆について、通常土日はやっていないんですけれども、8月14、15のお盆についても、この状況ですので、開設するということを判断しました。また併せて新しい取り組みとして、妊婦さん向けの新型コロナの情報サイト、今、8月4日から開設して立ち上げていますので、こちらのほうでいろいろ情報を取得していただけたらと思います。妊婦さんの方、不安に思われている方、このサイトを見ていただいて、ぜひ情報を取得していただけたらというふうに思います。また相談窓口も広げていますので、心配事があればご相談をいただけたらと思います。 また、そういう状況です。妊婦さんご本人はもちろんですけども、特に同居のご家族の方、仕事に出られている方も多いと思います。感染拡大していますから、同居の家族の方が感染すると家庭内感染が広がりますので、そのご家族の方は感染対策の徹底をお願いいたします。僕からは以上です。 司会:知事からの説明は以上でございます。そしたら順番に質問をお願いしたいと思いますが、私のほうで順次、指名させていただきますので、挙手のほうをお願いいたします。それではどうぞ、じゃあ幹事社。