最新バイク界隈ショートニュースまとめ〈2024/10/23~11/7〉
[ドゥカティ] 新型パニガーレV2/ストリートファイターV2登場(11/6)
ドゥカティは、スーパースポーツ「パニガーレV2」およびパニガーレV2をベースとした「ストリートファイターV2」を大幅改良し発売すると国内公式X(旧ツイッター)アカウント等で発表した。ともに国内導入時期/価格は未定。 パニガーレV2は、前モデルで搭載する90度バンクV型2気筒(Lツイン)エンジンが生産終了となり、それを受けて「スーパークアドロファイナルエディション」が発売されるなど、モデル継続が危ぶまれていたが、このたびエンジンを完全新設計して無事継続される運びとなった。今回新設計されるエンジン形式も前モデルと同じで、またドゥカティの伝統でもあるV2エンジンに変わりはない。 今回のモデルチェンジ最大の特徴は、エンジンをダウンサイジングしていることだ。955ccだったエンジンは890ccまで下げられ、こうした改良も相まって先代モデル比で17kgの軽量化を実現した。同社のリッターSS「パニガーレV4」に対し、よりライトウェイトなキャラクターで差別化する狙いがあるものとみられる。またデザインについては、すでにモデルチェンジされているパニガーレV4に準じたものとしている。 ストリートファイターV2も、パニガーレV2と同じエンジンを搭載。また、ストリートファイターシリーズとしてはいち早くデザインを刷新した。
[カワサキ] KLX230シェルパ発売。KLX230/S/SMの国内発売に関する詳細も公表 (11/5/11/8)
カワサキは11月5日、X(旧ツイッター)の公式アカウントで、11月8日13時にニューモデルを発表する予告およびプロモーションビデオを突如公開。アドベンチャー系のバイクに乗った女性がキャンプを楽しむ内容で、同社があらかじめ発売を予告していたKLX230/Sとは異なる、なんらかのアドベンチャーモデルの登場を示唆した。 そして11月8日13時、カワサキは予告通りニューモデルを公開。公開されたモデルは、マルチパーパス「KLX230 SHERPA(シェルパ)」だった。また、同車の国内発売も同時に発表された。 KLX230シェルパは、ベースになったKLX230の特徴でもあるバランサー搭載単気筒エンジンならではの低中回転域での粘り強い特性や低振動性はそのままに、大きめのフライホイールマスによる安定した巡航性能を両立したマルチパーパスだ。またアウトドア用品の意匠を取り込み、街中でも自然の中でも違和感のないトレンディなデザインとする。走破性と乗りやすさを重視するKLX230/Sに対して、街乗り性とツーリング性を重視した異なるキャラクターとしている。 また同時に、カワサキは以前から予告していたデュアルパーパス「KLX230」とそのローダウン版「KLX230S」、およびモタード「KLX230SM」の具体的な国内発売情報も公開。KLX230/Sの価格はともに59万4000円。KLX230SMは61万6000円。発売日はKLX230シェルパと同じ2024年11月27日。