最新バイク界隈ショートニュースまとめ〈2024/10/23~11/7〉
[スズキ] 15年ぶりにモタード復活! DR-Z4SM/S(11/6)
スズキは『EICMA(エイクマ) 2024』にて、新型モタード「DR-Z4SM」および新型デュアルパーパス「DR-Z4S」を公開し、北米/ヨーロッパなど各国で順次発売すると発表した。 同社がグローバルモデルとしてモタードを発売するのは、2009年を最後に絶版となった「DR-Z400SM」以来15年ぶり。また、小排気量帯での本格的なデュアルパーパスをグローバルモデルで発売することも同社としては久しい。 この発表を受けてスズキは、X(旧ツイッター)の国内2輪公式アカウント等で日本国内向けにニュースリリースを公開している。Xでは、同社の新型モタードおよびデュアルパーパス登場への賛辞や、国内販売に向けて期待の声がコメント欄で多く寄せられている。
[ホンダ] 2輪EVコンセプトモデル2車種を公開(11/6)
ホンダは、電動2輪車のコンセプトモデル「EV FUN CONCEPT」「EV URBAN CONCEPT」を『EICMA(エイクマ) 2024』にて公開した。 EV FUN CONCEPTは、エンジンにおける中型排気量帯(ミドルクラス)に相当する、ネイキッドスタイルのロードスポーツモデルだ。これまでコミューターのみ展開されていたホンダ製2輪EVとしては史上初となるファンモデルでもある。よく見るとリヤタイヤが片持ちスイングアームのような接続になっており、またラジアルマウントブレーキキャリパーを採用するなど、スポーティーさのみならず高級感を演出していることがわかる。静粛性とファンライド性の期待が高い、街乗り向けプレミアムEVだ。また、「EM1 e:」や「CUV e:」と同じく、EVを街乗り用として展開する同社の方針に忠実なモデルとしている。 EV URBAN CONCEPTは、いわゆるビッグスクーターの機能性を追求した結果生まれた、まったく新しい都市型電動モビリティだ。直感的なHMI(ヒューマンマシンインターフェース)やソフトとハードの融合によって、人馬一体のみならず社会との調和も図ったモデルにするとのこと。 ホンダは、電動2輪市場へ本格的に参入開始する年を2024年と位置付けており、2026年までを市場参入期、2026年以降はEVにおけるリーディングカンパニー化を見据えた事業拡大期とする。EV FUN CONCEPTは、市場参入期にあたる2025年の発売を目指す。ホンダ初のEVファンモデルとして、市場参入期における試金石的な役割があるものとみられる。EV URBAN CONCEPTは具体的な発売時期について、まだ発表されていない。