昨季に無敗優勝したブンデス王者レバークーゼンの現在地。一時は不穏な空気がチームを包んだが…【現地発コラム】
「自分たちが昨季の強さを取り戻したかを話すのは早い」
試合後の記者会見でアロンソはいつもの通りドイツ語で丁寧に記者陣の質問に答えていく。「ハイデンハイム戦と今日の勝利で不振から脱したといえるか?」と問われると、すぐに次のように答えた。 「今シーズンのここまではそこまでひどかったわけではないけど、すごくよかったわけでもない。今日はよかった。素晴らしいエネルギーでプレーし続けた。後半は少し保守的になったけど、ゲームをコントロールできていた。ただ自分たちが昨季の強さを取り戻したかを話すのは早い。まず自分たちのスタンダードを保ちたい。今日はいいフィーリングの試合で、こうしたゲームをこれからも見せないと」 ザルツブルク戦から4日後、リーグ12節でウニオン・ベルリンと対戦した。 「ウニオンとのアウェイ戦は難しい試合になる」というアロンソの警鐘通り難しい展開となったが、粘り強さと得点機を効果的に生かしきる戦いぶりで2-1勝利。厳しいゲームをものにしたのは大きい。 首位を走るバイエルンが同日にドルトムントと引き分けたことで勝点差は7へと縮まった。アロンソとしてもいま他クラブのことをどうこう考える時期じゃないことはよくわかっている。リーグはまだ長い。優勝争いはまだ決まってはいない。 取材・文●中野吉之伴
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