ブライトン三笘薫27歳、3ゴール目のウラ側「非常に嫌なサッカーをしてくる」菅原由勢24歳から笑顔が消え…“三笘vs菅原”、現地記者が聞いた「ミトマの怖さ」
ブライトンの三笘薫が、今季3点目をヘッドで決めた。 11月29日に行われたブライトン対サウサンプトン戦で、4-2-3-1の左MFとして先発した三笘は、前半29分にクロスボールを頭で合わせた。前節のボーンマス戦に続き、2試合連続のゴール。ホームでは今季初得点となった。得点後、三笘は芝の上に両膝を気持ちよく滑らせると、「Come on! (よっしゃー! )」と歓喜の雄叫びを上げた。 【現地写真】「と、飛んでる…」美しすぎるダイビングヘッド…三笘薫3ゴール目の決定的瞬間&クリア夫人との2ショットもすべて見る 今回の一戦は、サウサンプトンのDF菅原由勢とのマッチアップに注目が集まった。リーグ戦の直近4試合はベンチスタートだった菅原はブライトン戦で先発に復帰。5-4-1の右WBで出場し、左MFの三笘とマッチアップすることになった。 そんな両者の明暗がハッキリと分かれたのが、冒頭に記した得点シーンである。 ブライトンの右SBタリック・ランプティがボールを持つと、逆サイドに陣取っていた三笘はゆっくりと走り始めた。三笘のマークについているのは菅原。ランプティがクロスを入れようと足を振り上げたその瞬間、三笘は左サイドからゴール前に猛ダッシュした。 菅原を振り切った三笘は、ワンバウンドしたクロスにジャンピングヘッドで合わせる。ネットを揺らし、仲間達から祝福される三笘。その姿とは対照的に、マークを離した菅原はピッチに倒れこんだまま動けなかった。
「薫君に尊敬の念を抱きました」
試合後のミックスゾーンで、三笘に得点場面について聞いてみた。「クロスボールが入る前のタイミングで、三笘選手はゴール前に走り始めていました。あの動きは練習通りだったのか、それとも、あの位置が空くと事前に話があったのか」と。三笘はこう答える。 「サウサンプトンがマンツーマン気味に守備をしてくるのはわかっていました。CBがあれだけ前に出てくるので、ゴール前でマークが浮くことも掴んでいた。クロスの質が良かったですけど、(菅原)由勢がゴール前のスペースをちょっと埋められてなかったので、チャンスかなと思ってました」 対する菅原は、反省しきりだった。失点場面を厳しい表情で振り返る。 「薫君に対して、もっとコンタクトする必要があった。自分の課題を突きつけられた。いくら良い守備、良い攻撃ができても、あの場面のように一瞬でやられてしまうのがプレミアリーグ。あのチャンスをモノにするのがブライトンの強さであり、薫君のクオリティの高さだと思います。 僕自身、まだまだ改善しないといけない。あの場面を止めるようにならないとプレミアでは生き残れない。同時に、こういう舞台でしっかり結果を残し続ける薫君に尊敬の念を抱きました」
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